アトピーの原因と改善法

ストレスでアトピーが悪化

自律神経失調症などもこの胸椎5番の緊張と関係しているようですが、ここが緊張している状態というのは、要するに強いストレスが常にかかっているということもできます。胸椎5番から上の背骨の両脇の筋肉が背中から首まで張り詰めている状態です。

現代人は様々なストレスに晒されています。会社や職場での仕事上のストレスをはじめとして、通勤ラッシュや学校での人間関係、家庭でも大なり小なりストレスがあると思います。

現代人は、こういったストレス過剰な生活環境に置かれているせいか、自律神経の中の交感神経(闘争と逃走の神経とも呼ばれるように、激しい活動を行っている時に活性化する)が優位になっています。整体の施術を通じて感じるのは、現代日本人の多くが、大なり小なり常に緊張状態にあり、自然にはリラックスできなくなっているということです。

整体院に来られる方の中には、特にはっきりとした痛みや症状がない方もいます。それでも施術後に、「どこがどうと正確に説明できないが、身体全体がしゃきんとして、すっきりした気分、楽になった、リラックスできた」と言われます。ということは、自覚症状がなくても、毎日ストレスに晒され緊張し疲れが溜まって体が重くなっている人が少なくないということです。

人間関係や生活状況、環境の変化によるストレスは、アトピーの原因になります。特に精神的なストレスは、アトピーを悪化させる大きな原因です。周囲の人に気を使い過ぎる人や、職場の人間関係がギクシャクしてることがストレスになってアトピーが悪化したというケースもあります。

子供も頃、アトピーがあって大人になって治まった人でも、進学、就職など生活環境が変わったときに再発するケースはあります。

食物アレルギーがアトピーの原因だと言われることが多いですが、精神的な要因はあまり注目されていませんが、ストレスは、食物や寝不足、過労と並んでアトピーを悪化させる大きな原因です。

アトピーや喘息の人の姿勢

アトピーや喘息の方を施術していて感じるのは、直立したときに重心が踵の方(後ろ)にかかっているということです。これは骨盤が後ろに傾き、バランスを取るために顎が前に出て、姿勢としては猫背(前湾)の状態になっています。

この姿勢は胸に緊張を引き起こすので、上半身、特に首から肩にかけて凝りやすくなっており、身体全体が柔軟性に欠けた印象です。

背中側でいうと、胸椎5番(肩甲骨の中ほどの位置)とそれにつながっている肋骨も硬くなっていると推測されますが、胸椎5番は、整体的に観た場合、免疫活動の中心ともいえる箇所です。