居眠り運転

認知症の母と温泉旅館に泊まった帰り道のことです。その日の午前4時過ぎ、母の「痛い!痛い!」という声で目が覚めました。ベッドの横にうづくまっていました。「どうした?」と聞くと、「わからん。膝が痛い」と言いました。トイレに行こうとしてベッドから出たときふらつき、転んだようです。

母はちゃんと歩けないのでホテルから車椅子を借り、朝食会場まで行って普段通りに食事を摂れたのは良かったのですが、骨折してる可能性があるので、急いで帰って病院に連れていかなくてはなりません。

早朝に起されたので、帰るときのドライブ中、眠くなりましたが、がまんして運転し続けてたら、母が「危ない!ぶつかる!」と叫ぶ声にハット!目が覚めたとき、車が対向車線にはみ出していて、前方の車に衝突するところでした。ハンドルをとっさに左に切って事なきを得ましたが、正面衝突してたら死ぬか瀕死の重傷を負っていたと思 います。

ドライブ中の居眠り運転、といっても、意識が完全に飛んだのは、たぶんほんの1~2秒のはずです。意識が飛ぶとハンドルを握った腕の位置を維持できなくなり、必然的にハンドルを切ってしまう。それで対向車線にはみ出たのだと思います。その1~2秒が生死を分けるのです。

この時、母が叫ばなかったら命は無かったと思います。母も重傷か死んでたかも知れません。気を落ち着かせるために少し走ったところにあったコンビニで休憩したとき、母に「命の恩人だ」と伝えました。母は嬉しそうな顔をして、「そこまで言われたら、もっとシャキンとしてないといけないな」と言いました。

大病でもしないと死は自分とは無関係なこと、遠い先のことと思ってる人が大多数でしょうが、実は全ての人は死と隣り合わせに生きていることを、居眠り運転で事故死寸前の経験をして悟りました。

生は死が広がる谷底の上のロープ上に、生きようとする奮闘によってかろうじてバランスを取っている状態なのです。

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Posted by 小林昌弘