コレステロールは悪者?!

とかく悪者扱いされるコレステロールですが、コレステロールは体にとって重要な物質です。あらゆる細胞膜の構成成分であり、性ホルモンや副腎皮質ホルモンを作り、胆汁の元にもなります。

人体にあるコレステロールの約七割は体内で合成されます。だから食事で数値を下げようとしても、あまり意味はありません。また、薬などで数値を下げると、寿命が縮みます。

メバロチンという薬はコレステロール値を下げますが、筋肉を溶かし、肝機能障害や末梢神経障害を起こす可能性があります。コレステロールが少なくなると、脳から筋肉への指令がスムーズに行かなくなります。

「コレステロールの摂りすぎは体に悪い」というのが今までの健康常識で、マスコミや製薬メーカーなども広報してきましたが、日本とアメリカの政府機関は、「十分な科学的根拠がない」として、コレステロールの摂取基準を撤廃しました。

日本の厚生労働省は、2014年3月にまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)」策定検討会の報告書で、2010年版で18歳以上の男性は1日750mgまで、女性は600mgまでと設定していたコレステロールの摂取目標量を、2015年版には入れないと決めました。

アメリカの保健福祉省と農務省の諮問委員会も、今年2月に公表した「米国人のための食生活ガイドライン」の策定に向けた報告書の中で、従来1日300mgまでとしてきたコレステロール摂取基準を削除する方針を固めました。

上記の報告書によれば、食事からのコレステロール摂取と血清コレステロールにはっきりした関連があることを示した研究はないそうです。コレステロールは過剰摂取を心配するような栄養素ではない、とも書かれています。

報告書によれば、「食事から摂取するコレステロールが、血中コレステロールを大きく高めたり、心筋梗塞などの発生率を高めたりするという科学データは得られていない。体内のコレステロールは7~8割が肝臓など体内で合成されたものであり、食事から摂るのは2~3割にすぎない。人には食事で摂りすぎれば体内の合成量を減らし、逆に摂取量が少なすぎれば合成量を増やすなどの調節機構があるほか、食事中のコレステロールの影響度合いには遺伝的要因もからむ個人差が大きい。そのため、少なくとも健康な人に対して一律にコレステロールを制限する理由はない」とのことです。

コレステロールが低い人のほうが、死亡率が高いという調査結果もあります。病気が原因でコレステロールが高過ぎる場合は別でしょうが、薬でコレステロールを下げたり、食事でコレステロールを心配することはないと言えそうです。

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