抗うつ剤の副作用は自殺!

増えるうつ病患者

うちの整体院にご来院されるお客様の中には、うつ症状やうつ病と診断された方もいらっしゃいます。うつ病とまでいかなくても、気分が沈みがちだったり不安感があったり、めまいなどの頭に関係する症状でも、抗うつ剤や向精神薬が処方されることは珍しくないようです。

実際、仕事のストレスが原因でメンタルクリニックを訪れる人は増えているようです。心療内科や精神科でも、昔に比べ受診しやすくなり、抗うつ剤などの精神に効く薬への抵抗感も薄れてきたようですが、抗うつ剤や向精神薬の副作用や依存症のリスクを正確にわかっている患者は、少ないような気がします。

1999年に日本で、SSRIという抗うつ剤が認可されて以降の10年間で、うつ病の患者数は100万人に倍増したそうです。(データは少し古いが、厚生労働省の患者調査によると、99年に約44万人だった「気分[感情]障害(躁うつ病を含む)」の総患者数は02年に約71万人。11年には約96万人まで増加。比例するように抗うつ薬の市場規模も拡大。05年は790億円だった売り上げが、13年に1176億円。22年には1500億円を超える見通し(富士経済調べ)。)

常識的に考えれば、新しい(ということはより効果的だと思うのが当然だと思います)抗うつ剤が認可されれば、うつ病の患者は減るはずですが、実際には、間逆で急激に増えているのです!

この事実を見れば、抗うつ剤SSRIを服用している人が増えたこととの関連を疑わざるを得ません。

日本だけではなく欧米をはじめとする先進諸国でも、抗うつ剤SSRIの認可・発売以降、うつ病患者が急激に増えているようです。

うつ病など、患者数が多い病気に効く(と言われて発売される)新薬は、製薬会社に莫大な利益をもたらします。

うつ症状のある人を病院で受診させ、抗うつ剤を処方してもらうために、製薬会社は、テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどのメディアを使って、大々的に「うつは心の風邪」というキャッチコピーで、うつ病克服のためのキャンペーンを行いました。その甲斐あってか、心療内科や精神科を受診して、うつ病と診断される方が急激に増えたとも言えます。

薬の販売促進のための広告手法に、疾患喧伝という方法があります。これは、病気の恐怖を煽って病院への受診や薬の服用を勧めるのが目的です。うつ病の場合なら、「2週間以上、憂うつな気分が続くなら早く医師に相談しましょう」とか、他の病気でも「健康診断を受けて、病気を早期に発見し早期に治療すれば治ります。症状が出てからでは手遅れです」などというものです。

その成果があって、無症状の病人や、ちょっとした気分の落ち込みが続いている程度の人まで、うつ病と診断され、薬を服用させられていると言えます。

実際、精神科や心療内科を受診すると、ちょっとした気分の落ち込みでも継続的であれば、簡単な問診だけでうつ病と診断し、SSRIが処方されているようです。

抗うつ剤(SSRI)の重大な副作用

しかし、副作用が少ないと宣伝されていたSSRIには、実は致命的とも言える副作用があります。

しかも、SSRIは、薬を止めると離脱症状が起き、症状が強くなったり、心身ともに調子がさらに悪化することもあるので、一度飲み始めると、なかなか止められないという欠点もあります。

抗うつ剤SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、従来の抗うつ剤より効果的で副作用が少ないと宣伝され、爆発的に売れました。

しかしSSRIを継続的に服用しても、うつ病は改善せず、逆にうつ症状が悪化したり、服用している患者の中には、自殺や他人を傷つける殺人など暴力事件を引き起こした人も現れたり、重大な副作用があることがわかり、欧米では社会問題にまでなりました。

イギリスの精神科医デービット・ヒーリーは、SSRIのジェイゾロフトを健康な人20人に投与して調査したところ、2人に明らかな自殺願望があらわれ、うち1人は自殺を強く望むようになったそうです。

この調査のとき、SSRIを飲んで自殺する直前までいった被験者の女性は、その時の感覚を「まるで外からの力によって、自分の脳に植えつけられた考えに従わざるを得なかった」と述べています。健康な人でも、SSRIの脳への強い作用によって、自殺衝動が発生したということです。

抗うつ剤が効くのはわずか2割の患者

埼玉県の獨協医科大学越谷病院の、こころの診療科の教授で、薬に頼らない治療”をコンセプトに掲げている井原裕医師(『うつの8割に薬は無意味』(朝日新書)の著者)の主張を紹介します。

「NNTといって、薬の効能を示す指標があります。09年に発表された論文によると、うつ病にSSRI(抗うつ薬は、化学構造の違いから「三環系」「四環系」「SSRI」「SNRI」などに分類される)を処方した場合のNNTは7~8。つまり、抗うつ薬で治るのは7~8人のうち1人です。2012年に発表された論文ではNNT3~8でした。間をとって仮にNNT5とすれば、抗うつ薬が効くのは20%。8割の患者に無意味なのです」
※AERA 2015年7月6日号より抜粋

SSRIが効果があるとされる疾患

SSRIは抗うつ剤に分類されるため、うつ病に対してだけ使われていると思う方もいらっしゃいますが、うつ病(うつ症状)以外にも処方されています。

●不安障害(不安症)

パニック障害、社会不安障害、全般性不安障害や恐怖症など、「不安」や「恐怖」が原因となっている精神疾患。

●強迫性障害

強迫性障害は、「手にばい菌が沢山ついているのではないかと何度も手を洗わないと気がすまない」などの強迫観念が頭から離れず、強迫行為を行ってしまう精神疾患。

●双極性障害(躁うつ病)

患者さんがうつ状態のときに服用。

●摂食障害(拒食症・過食症)

摂食障害の特効薬はなく、環境調整や精神療法(カウンセリングなど)の治療が柱になりますが、補助的にSSRIが処方されている。

●パーソナリティ障害

パーソナリティ障害で、抑うつ・不安症状がある時、補助的にSSRIを使用。

SSRIの種類

●フルボキサミン(商品名:ルボックス、デプロメール)

●パロキセチン(商品名:パキシル)

●セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)

●エスシタロプラム(商品名:レクサプロ)

パニック障害・うつ症状の原因と解消法

2015-10-19ブログ

Posted by desk@toiee.jp