これでも肉を食べますか?

安い牛肉と言えば、アメリカやオーストラリアからの輸入物です。大手牛丼チェーン店が、アメリカ産の牛肉を使ってることはご存知の方が多いと思います。

そのアメリカ合州国で肉がどうやって生産されているかご存知ですか?その飼育方法を知ったらベジタリアンになりたくなるかも知れませんよ!

アメリカの畜産用の牛が、肉を食べていると言ったら驚くと思います。牛が屠殺されると、その重量の半分は食用にはならないそうです。腸や内容物、頭部、ひづめ、そして角などで、骨や血も食用にはなりません。

なので、これらは、「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれます。そして巨大攪拌機(かくはんき)に投げ込まれるのです。病気で死んだ牛は、丸ごと放り込まれるそうです。

このレンダリング・ビジネスは、年間2約4億ドル強という売り上げるまでに成長しています。そこでは年に400ポンドもの動物の死体を処理しているそうです。

癌などの重病に罹った動物や腐りかけた死体なども、攪拌機に投げ込まれます。農場で死んだ家畜以外にも、動物保護施設で安楽死させたペットたちが、毎年600万から700万頭もの犬や猫たちがここに運び込まれるそうです。ロサンゼルス市だけでも毎月、約200トンもの犬や猫の死体の山がレンダリング工場に送られています。それらは、動物管理局に捕獲されたノラ犬やノラ猫、車で撥ねられた死体なども入っているそうです。

これらの「混合物」はレンダリング工場でミンチにされ、高温蒸気で「調理」されます。軽い脂肪分が表面に浮いてきます。それらは化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、そしてワックスの原料などに精製されます。それ以外の重いたんぱく質の原料などは、乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工されます。それらの約4分の1は、糞便です。そうしてできた肉骨粉は家畜の飼料や、ほとんどのペットフードの増量材として使われています。これを農家では「濃縮たんぱく」と呼んでいるそうです。

1995年だけで屠殺場から約500トンもの食用にならない肉の残存物が出ており、それらは処理され、動物たちの飼料として売られていくのです。

1997年8月にBSE、狂牛病への不安が巻き起こったのを覚えているでしょうか?この時、米食品医薬品局は新しい規制を作り、牛などの反芻(はんすう)動物のタンパク質を、同じ反芻動物に与えることを禁止しました。

しかし規制は形だけでした。飼育牛は、現在でもミンチになった馬や犬、猫、豚、鶏それに七面鳥などの(牛以外の)死体を食べているそうです。さらに、牛の死体から選別された血液成分や糞便まで食べているそうです。

全米で約9千万頭もの牛が飼われていますが、そのうちの約75%が日常的にレンダリングされた動物の死体で栄養強化されたエサを与えられているそうです。

飼育業者たちは、糞便の処理をするためにエサに混ぜて食べさせるのが、一番効率的な「処理法」であると考えているようです。畜産業界全体で、毎年排泄される糞便の量は約160万トンにもなります。その一部は家畜に「食わせる」ことで処分されてきたそうです。

病気に罹った不健康な動物の死体を食べると、どの程度まで危険なのかはよくわかっていませんが、ある種の病気は、宿主から人間に感染します。食品汚染の約80%は、汚染された肉から発生しているそうです。

アメリカで生産されるほとんどの肉が、ダイオキシンなどの発ガン物質で汚染されています。これは除草剤の一つで米軍が枯葉剤としてベトナム戦争時に用いたエージェント・オレンジに近い化学構造を持っています。DDTは30年以上も前に禁止された農薬ですが、未だに地中に残留しているそうです。この化学物質はなかなか還元されず、この先数千年にわたり残り続けると言われています。

当然、家畜に食べさせるエサにも残留していると考えていいでしょう。しかも家畜用穀物は、人間用に比べ、はるかに高濃度の農薬残留が許可されているそうです。アメリカで消費される農薬の約80%は、たった4つの穀物をターゲットにしています。とうもろこし、大豆、綿花、小麦です。

これらは家畜に与える主要穀物です。家畜だけでなく他の動物は、農薬などの毒性物質にまみれたエサを摂取し、それらは脂肪に蓄積されます。

ほかの動物たちの肉から作られたエサを食べると、家畜は発ガン物質をたっぷり濃縮して脂肪に蓄えます。それを我々が食べるのです。

これはアメリカでの話しですが、日本の食肉が安全かと言えば、程度問題のような気がします。

◎参考文献『まだ、肉を食べているのですか』ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著(日本での出版は2002年)



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2014-11-26食生活について

Posted by desk@toiee.jp