熱は体の治癒反応!

整体の世界では「発熱を許容せよ!」ということが 昔から言われています。
病気になって熱が出るのは回復のために必要なので、歓迎すべきことだというわけです。

熱が上がっている最中に解熱剤など飲んで、発熱を抑えたり、下げたりすると、 病気が長引き、回復が遅れるます。

これは現代医学でもわかってきていることです。
白血球の中にマクロファージというのがいますが、これは、細菌、ウイルス、がん細胞などの異物を食べ てくれます。マクロファージは、食べた異物の情報をヘルパーT細胞 に伝達する役割もあります。

マクロファージが活性化すると、他の白血球の攻撃力を 高める物質を分泌します。この物質のなかのひとつが、 脳の視床下部にある発熱中枢に作用して発熱するのです。

体温が1度上がると免疫力が25%高まるとも言われています。

父は肺がんで亡くなりましたが、危篤になり呼ばれて病院に行ったときには 既に意識はありませんでした。しかし呼吸は比較的安定しており、 一時でもいいから意識を戻したい一心で、指の爪を両側 から強く揉み始めました。考えてやったわけではありませんが、なんらかの刺激を与えれば、意識が戻るのではと一縷の望みを託してやりました。
(後で知りましたが、これは新潟の福田医師が考案した 免疫力を高める爪もみ療法と同じだったようです)

十数分も続けたでしょうか。意識は戻らないものの、父は体を少し動かし、 うめき声のようなものを洩らしました。

その後、しばらくして看護師が来て、熱を計り 「発熱してますね」 というが早いが、氷嚢で額と胸を冷やし始めました。 危篤状態の病人が多少発熱したからといって、 風邪でもひいて寝ている病人にするように、 ただ体の冷やすというパターン化した処置に 疑問を感じましたが、専門家のすることなので、 口を出しませんでした。

その直後に、父の容態は急変したのです。

呼吸が荒くなり、不規則になりました。 弟もその処置が原因だと気づいたようで、 氷嚢を払いのけましたが、意識が戻るどころか、間もなく父は逝ってしまいました。

発熱は免疫力を高めるための生体防御反応なのです。 体温が低いと、ウイルスや細菌、がん細胞などと 戦う力が乏しく、体内で有害菌や悪玉菌が繁殖しやすくなり、 感染症を起こしやすくなったり、些細な病気でも長引いたりします。

そんな医学的なことはわからなくても、 発熱するということは、まだ生命力が残っているということだと思います。 それを強制的に、しかも瀕死の状態の人間に対して、 下げるということは、死期を早める効果以外の何ものでもないような気がします。

このことが直接的きっかけで、現代医療と西洋医学に はっきりと疑問を持つようになりました。それが現在の仕事、整体に結びついています。 今の自分なら、多少は父の死期を遅らせることが できたのではないかという思いがあります。

それが私に体をまかせてみようと思い来院される患者さんに対する 施術の動機付け、原動力になっていると感じることがあります。


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2013-12-14医学・医療

Posted by 小林昌弘