人はどこから来て、どこへ行くのか?

フランスの画家のゴーギャンの大作に「人は何処から来て、何処へ行くのか?」というタイトルの絵があったと記憶してます。

人、現生人類、ホモサピエンスが我々の人類学上の名前ですが、遺伝子(ミトコンドリアのDNA)の分析からわかったことは、人類は皆、兄弟だということです。

今、この地球上に住む60億人全てが、20万年ほど前に東アフリカに生きていた、ある一人の女性の子孫だったそうです。

この女性は聖書にちなんで「イブ」と名づけられました。

約8万年前に、東アフリカからアラビア半島に、イブの娘たちが旅に出ました。その子孫が数万年がかりで、世界中にちらばったのです。

僕はこの「事実」を知ったとき、非常に驚き、同時に感動しました。我々この地球上に住む人すべてが、たった一人の母から誕生したというのは、まさに奇跡です!

一番最後に移住した大陸は、アメリカ大陸です。この時期は、歴史教科書で教わったのとは違い、コロンブスが「発見」するはるか昔、2万年ほど前でした。

2万年も前に人類は、東アジアからカムチャツカ、ベーリング海峡を渡って、現在アメリカと呼ばれる大陸に人類は移住していたのです。ネイティブ・アメリカン(いわゆるインディアン)が我々東洋人に似ているのは、東アジアに住んでた人々がアメリカに渡ったからです。

ヨーロッパに移住したのは、4~5万年ほど前と言われています。その当時、ヨーロッパにはネアンデルタール人という、我々とは違う種類の人類が住んでいました。

だが、現世人類、つまり我々の先祖の方が革新的で、おそらく、はるかに攻撃的だったため、現世人類が移住してきた、わずか数千年から一万年後に、彼らは絶滅させられてしまったとも言われています。直接戦闘行為が無かったとしても、組織的な狩が上手な現生人類(クロマニョン人)に、次第にテリトリーを奪われていったのでしょう。

我々の母、グレート・マザー「イブ」は、そんなことは知るよしもありませんが、彼女の非常に適応力があり、生命力と繁殖力が強い遺伝子を、我々すべてが受け継いでいることを思うと、互いに争うことの無意味さを感じると同時に、その強すぎる遺伝子のために、争いが絶えないことも当然という気がします。

地球が温暖化してるという説が一般的ですが、寒冷化してるという説もあります。いずれにせよ、地球規模で気候が以前と変わってきていることは確かのようです。

アメリカ、ロシア、中国などの超大国は、この期に及んでも、まだ資源獲得合戦に血眼になっていますが、我々すべてが「イブ」の子孫だという自覚があれば、もっとましな、平和的な政策を選択しないわけにはいかないと思います。

自己の利益だけを考え、際限のない欲望につき動かされている様をイブが知ったら、さぞかし悲しむことでしょう。

どちらが勝とうが負けようが、我々はみな、彼女の子孫であることに変りはないのです。


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世界観・人生観

Posted by 小林昌弘