人がいるから自分でいられる

人は自分だけのために、この世に生まれてきて存在しているわけではないと思ってます。

人のために何かをすることで、この世に存在できてるんだと思います。

自分が今、ここに居る意味は、他者が与えてくれるんだという思います。

母は子供がいるから、母親として存在している、生きることができる。

子供は父や母の存在があるから、あったから、子供でいられる。

教師は生徒がいるから、教師でいられる。

生徒は教えてくれる教師がいるから、生徒でいられる。

友は友がいるから、お互いに友達でいられる。

料理人は食べてくれるお客がいるから、料理人でいられる。

雑貨屋の店員は、お客が来るから店員でいられる。

お客は、それぞれのサービスを提供する店があって、店員などサービスを提供してくれる人がいるから、お客でいられる。

そしてもちろん、整体師はクライアント(患者)さんがいるから、整体師として存在できる。

我々は一人だけでは存在できない、生きていられません。全てのことは、他者がいて成り立っているのです。

だから、自分だけのために生きる、自分の楽しみや快感のためにだけ生きる、自分だけ気持ちよければいいという考え方は、存在の根本原理に反していると思います。

若いうちは、自分のことと、せいぜい親兄弟、恋人、ごく親しい友だちのことしか考えられない人が多いと思います。少なくとも僕はそうでした。

でも、自分が今、ここに、何らかの仕事や役割を持って存在しているということは、全てそれらを必要とする人がいて、それらの人たちからも大なり小なり必要とされているということでもあります。

自分のこの世に存在している意味を考えることができるようになると、生き方がしっかりしてくると思います。大地に根を張っている感じ、この世の物事とつながりを感じることができる、そんな感覚が生まれてきます。

この関係は、人と人だけだけでなく、人と動物、人と植物、人と物、人と世界の構成要素全てに当てはまります。

自分だけの利益を求めること、追求することは、このように複雑にからみあって相互依存しながら存在している「世界」という現象を、蝕む、傷つける、破壊する行為だと思います。

残念ながら、今の世界、人が作り出したいわゆる進んだ文化、文明は、世界全体から観ると、関係性のネットワークを傷つけ歪めているように思えてなりません。

僕がやっている整体の施術も、体を構成している数十兆個の細胞同士の関係を良くしスムーズにし、相互のバランスをとることです。

誰か一人だけ、一つの種類の集団だけが利益を得て無限に勢力を拡大している様は、体内細胞の反乱分子である癌細胞とそっくりです。人類が地球や宇宙の癌細胞にならないことを祈っています。

ではなぜ人は生きる意味を求めるのか?無意味に生きることに耐えられないのか?意味が感じられない人生を空しく感じるのか?

それは、世界に意味づけし存在意義を見出すことそのものが、世界を存在させているからだと思います。

ただ物質として存在している世界、意味も無く動いている世界は、少なくとも人間や精神活動をしている生物にとっては、存在してないのと同じだからです。

たぶん、世界に存在の意味を与えているのは、生命ですい。

この世に存在する意味を失ったとき、我々は消えていくのです。

存在しているものには、必ず意味や役割があると思ってるので、その通りだと思います。

自分が生きて存在している世界(環境、状況)のとの関わりの中に、自己が存在する意味を見出していくことが、人にとって生きるということなんだと思います。


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価値観・考え方

Posted by 小林昌弘