いい加減は大切 – 病院や薬に頼らず健康で安心して暮らす為に – 川越の整体…病院・接骨院・鍼灸院で治らない方もご相談ください!

20代から30代にかけて、2年半近く海外で旅をしながら生活していた時期があります。

帰国するときは成田空港に着くのですが、長期間日本を離れていて帰国数日前になると、なぜか緊張したのを覚えています。住み慣れた母国に帰るんだからホッと安心感や安らぎを感じるのが自然だと思うのですが、確かに緊張するのです。

理由の一つは、仕事を辞めて海外に出ているので、帰国後に仕事と住居を探さなくてはならず、それがプレッシャーになっていたことです。

もう一つの理由は、海外、特に発展途上国や南の暖かい国に長期間滞在していた人なら大抵感じると思うのですが、それらの国々は、社会のシステムやその運用の仕方、人々の考え方やライフスタイルなどが、良くも悪くもいい加減なとことがあるのです。

例えば、イタリアは発展途上国ではありませんが、ヨーロッパの中では南に位置しています。北部のドイツや北欧諸国などでは、電車はかなりきちんと時刻通りに近い運行がされていますが、イタリアでは長距離列車が1時間や2時間遅れて到着したり発車することは珍しくもなく、乗客もその程度の遅れで騒ぐことはありませんでした。

これはデンマークで経験したことですが、観光案内所などの外国人向けサービスをしている所でも、営業時間少し前になると帰る準備をし始め、閉店時間ちょうどに店を閉めるというのは、ごく普通のことでした。これはある意味いい加減ではなく、とてもきちんとしているということかも知れませんが、仕事をプライベートの区別というか、プライベートの時間を仕事で犠牲にしないという点は徹底していました。

発展途上国へ行けば、社会システムの運行はもっとずさんです(苦笑)。昼間からブラブラしている大人などゴロゴロいますし、仕事中でも、お客を待たせていても、平気で個人的なおしゃべりしてますし、多少ミスをしても、悪びれることなく、平気な顔をしているような印象を受けます。

欧米のような先進国と言われるような国でも、日本と比較すると、上記のように人々はよく言えばおおらかでゆったりしている、悪く言えば自分勝手でいい加減な印象を受けました。

日本は先進国と呼ばれる国の中では、自殺者数も自殺率も最悪です。10年間以上毎年3万人以上が自殺している国など、政情不安で経済的に危機的状況の国以外にはありません。

その背景には、不況があるのは間違いありませんが、もう一つの背景としては、あまりにきちんと正確に丁寧にマニュアルや常識、集団や社会の空気に合わせていないといけないという社会の雰囲気というか国民性があるような気がしています。

自殺者の多くは、うつ状態だといいます。整体という仕事でクライアントさんと接していると、体調不良の背景にうつ状態や過剰なストレスがあると感じる方は沢山いらっしゃいます。

僕などは、最初に書いた経歴からもわかるように、最初から一般的な日本人の人生設計や職業コースから外れた生き方をしても、自殺もせずに(笑)何とか生き残っています。日本ではコースから外れる生き方をしたり、職業的な面で失敗すると、なかなか這い上がれません。
でも、世界的に観れば日本ほどきちんとしてなくても、いい加減でも楽しく生きている人々は沢山いることを知ったことで、だいぶ救われているような気がします。

経営者でも会社を倒産させたりすると、巨額の借金を抱えた場合なら、最悪自殺に追い込まれたり、何とか生き残っても、以前の状態にまで挽回するのは至難の業です。家(うち)は父が会社経営者で倒産を経験しているのでよくわかるのですが、日本で会社を潰した場合、大企業の雇われ社長は別ですが、家族ともどもかなり惨めな状況に陥るのが普通です。

努力不足でなく、社会システムの問題で苦境に陥っているような人々にまで、結果責任ということで失敗の責任を全て個人に押し付けることと、あまりに社会システムがきちんとしていて余裕や遊びの部分がない。いい加減さを許容しない社会が、今の我が国だという認識を持っています。

その証拠というか結果でもありますが、先進国で世界一の自殺率と、うつ病やうつ症状の多さになって現れているような気がします。

良い意味で、もっといい加減な生き方を許す、いい加減さを許容する精神風土を取り戻すことが、個人の精神の健康を取り戻すことにつながり、社会全体としても、やり直しができる(再チャレンジ)、もっと自由で余裕と活力のある社会になっていくのではと思っています。


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