腰痛を甘く見ないで!

腰痛と聞くと、腰だけが原因だと思いがちですが、実は腰痛の原因はさまざまです。

人間は二足歩行するようになってから、腰痛に悩むようになったとも言われています。椎間板には常に内圧がかかっており、体重70キロの人なら立っているだけでも約100キロ、重いものを持ち上げようとした場合なら数百キロもの内圧がかかります。

糖尿病でも腰痛を起こすことがありますし、膵臓癌の場合は、強烈な腰痛を引き起こします。動脈硬化が原因の「閉塞性動脈硬化症」や「腰部脊椎管狭窄症」から来る腰痛の場合、下肢(脚のことです)にも痛みや痺れが起き「間欠性跛行」*注1を起こします。

*注1「間欠性跛行」
足をひきずって歩くことを医学用語では(はこう)と言う。間歇性跛行は,歩き始めは普通に歩けるが、しばらく歩いているうちに足が痛くなったり重たくなったりして歩けなくなってしまい、しばらく休息したりしゃがみこんだり、上半身を前かがみの姿勢にすると回復するのが特徴。

脊柱管狭窄症などの脊髄や馬尾神経の病気によるもの、すべり症腰椎椎間板ヘルニアによるものや神経に栄障を供給する血流が不足するために起こるものもある。この場合、脚の冷えを訴えることがある。

その他にも、腫瘍や外傷、内科、婦人科、泌尿器科、皮膚科、精神科などで扱う病気が原因で、腰痛として症状が現れる場合もあります。

このように整体で扱うもっともポピュラーな症状の腰痛でさえ、実にさまざまなことが原因で起きてきます。だから、患者さんが腰痛を訴えて来院された際には、問診で詳しく聞き、原因を探る必要があるのです。

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