病気を治すのは、医師でも薬でもありません。免疫力と呼ばれる自然治癒力が病気や怪我を治すのです。
その免疫力を高めるための基本をご紹介します。
全般的に言えることは、暴飲暴食をしない、タバコを吸わない、各種ビタミンと食物繊維を充分に摂る、適度の体を動かす(スポーツというより運動です)。まとめて言えば、自然に順応(適応した)した生活習慣と精神の安定(バランス)、そして量より質のいい食事ということになるでしょう。
より具体的には…
食事はよく噛んでゆっくりと食べる [スローフードの勧め]
暴飲暴食は消化器系に大きな負担をかけますし、カロリー摂取量も増え、肥満の原因にもなります。さらには免疫力の低下も招きます。
旬のものを食べる
新鮮な「旬」野菜や果物には豊富なビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれています。温室栽培のものは、見た目が同じでも、栄養価がかなり低くなっています。
自然の素材を食べる
インスタント食品などの加工食品が蔓延している現代社会ですが、栄養のアンバランスや食品添加物の過剰摂取につながります。
腹八分にで食事を終える
特に夜は少なめに食事をとることが肥満予防につながります。就寝前できれば3〜4時間前までに食事を済ませておきましょう。
なるべく温かい食べ物を食べる。冷たいものを避ける
冷たい物は内部から体を冷やすので、体の機能低下を招くと思われます。さらに消化吸収機能を弱め、免疫力を低下させます。
早寝早起きで規則正しいリズムで生活する
人間の体のリズムは日没と日の出によって体内時計のバランスを取っています。夜ふかしや昼過ぎまで寝ているような生活習慣は、体内時計を狂わせるので、自律神経をはじめとして体の機能のバランスを崩す原因となります。
深酒を控え、禁煙する
適度な飲酒はストレスの発散につながりますが、飲みすぎると、肝臓の機能障害などを招きます。タバコは肺ガンだけでなく、様々な癌を誘発させるという調査結果があります。心肺機能も低下させることは、よく知られています。
毎日、決まった時間に排便する
便秘は大腸ガンや乳ガンの原因のになると言われていますし、体内に不要物を留めていることになるので、毒素などの排出も滞るといわれています。
体を冷やさないようにする
夏場の冷房や冬にアイスクリームを食べる、ギンギンに冷えたビールを大量に飲む、水は氷を入れて冷やさないと飲まないなどは、体を年間を通じて冷やすことにつながります。冷えは体の循環機能の低下させ、免疫力を弱めます。
毎日、散歩などの運動をする
適度の運動は血液循環を促し、代謝を良くするので免疫力を高めます。
頭ばかり使わず、もっと体を使いましょう。
情緒を安定させる
喜・怒・悲・思・憂・恐・驚の7つの感情を過不足なく、無理に抑圧することなく、表現し感じましょう。無理に抑圧すれば、心身のバランスを崩し、その無理がカタチとなって現れてしまいます。
笑いのある生活
笑いは全身をリラックスさせ、免疫力を高めることが実証されています。あまり堅苦しく考えず、プライドもたまには捨ててみましょう。ユーモアを理解すれば、もっと楽に生き易くなります。
これらは、ある意味で現代的な生活スタイルとは相反するものです。一説によれば、現代の老人が長生きなのは、体を使ってよく働き、粗食だが自然のものを食べ、環境汚染の少ない、自然環境の残っていた時代に育ったからだと言われています(もちろん、寿命が延びたのは、乳幼児の死亡率が大幅に低下したことが大きな要因です。それと戦争で亡くなる人が過去60年間に日本ではいなかったことも関係しています)
一朝一夕に今の生活習慣を変えることは無理かも知れませんが、折に触れて心がけることが大切です。