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施術に来られる方(患者さん)は、程度の差はありますが、ほぼ例外なく体のバランスが崩れています。当然姿勢そのものも不安定で、「悪い姿勢」といっていい状態です。
姿勢を正しくするなどというと、体育のときの「キヲツケ」をイメージし、堅苦しい感じがするという人もいると思いますが、「体にとって無理のない姿勢」=「良い姿勢」と考えれば、抵抗感は少なくなると思います。
悪い姿勢でも、斜に構えて不良っぽくてカッコよく見えることはあるかも知れませんが、体に無理がかかっている姿勢は、見ている方も疲れさせ、緊張させるような気がします。
悪い姿勢は、もちろん見た目だけの問題ではありません。悪い姿勢は、体に余計な負担がかかっているので、不調の原因になります。
肩こり、頭痛、腰痛などはもちろんのこと、血行が悪くなるので、脳の働きの低下や顎関節症の遠因になることもあります。
最近多いのは、パソコンでの作業のとき、首が自然な(楽な)角度でなく、上や下に向きすぎているために、首や肩の筋肉(僧帽筋など)が緊張し筋肉内の血流が減り、体温低下や頭痛、肩こりになっている人です。
猫背で肩甲骨が外側に開き、肩が前方に閉じ、首が前方に傾いている「悪い姿勢」のままでいると、肺が圧迫されて呼吸がしづらく浅くなるので、脳への酸素供給量が少なくなります。そうすると、脳の働きが低下し、ぼんやりして集中力が無くなるので、ミスが増えたり仕事や勉強の能率も落ちてきます。
脚(足)を組むのが癖になっている人は少なくないと思います。その程度たいしたことはないと思ってるようですが、脚を組むと、骨盤から脊椎(背骨)頭蓋骨まで傾いてきます。
その結果、顎の骨(関節)が少しづつズレてきて、噛み合わせが悪くなり、噛む力が弱くなったり、顎がガクガクしたり痛み出す危険もあります。
上半身を垂直に保てない人は、たいてい背中の筋肉(脊柱起立筋)や腹筋が弱くなっているので、最初は「良い姿勢」にするとかえって緊張したり、疲れたりすると思いますが、姿勢を保つことで筋力がついてくるので、次第に楽に自然にできるようになると思います。もちろん、腹筋や背筋を鍛える運動や体操もした方がいいと思います。
骨格が歪んでいると、良い姿勢を保つことが難しいので、はっきりと歪んでいる場合は、整体などで骨格と筋肉を調整してもらうと、それだけで良い姿勢になるので、一度試してみてはいかがでしょうか?
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