自信のあること。整体でそれをどう活かしているか?
僕が自信のあることは、豊富な人生経験と幅広い知識、洞察力、判断力です。身体的には手先の器用さと手の暖かさでしょうか。相手の立場や気持ちを想像して推し量ることも自信があります。
それらを整体にどう活かすか。この仕事を始める前にずいぶんと自問自答しました。施術には技が必要なことは言うまでもありませんが、ただ機械的に画一的に手技を使って施術しても、必ずしも不調者の方にいい結果を残せるとは限りません。患者さんは壊れた機械とは違うからです。自分で考え、自分で行動し、その蓄積の結果が体(健康)にも現れてきます。それに対する知識や洞察力がなければ、いくら技術的に優れた施術でも、一時的なものに終りがちだ思います。
僕が持っている経験や知識、洞察力を不調の不調者の方が楽になる、いい状態になるためには何が必要なのかを、思いやりを持って考えることが、単なる技術的なことよりはるかに大切だと考えています。
手が暖かいというのは、触れられたときに違和感がなく心地いいし、暖かい手はそれだけで安心感を与えるようですし、手先が器用だということは、手技の力加減や患者さんに触れるときに不快感や違和感を与えないために役立っているようです。 |
|
大切にしている信条。それをどう整体に反映させているか?
僕が大切にしている信条は、人を影で裏切らないということです。嫌なことは正面から嫌だと伝えることが、相手に対する誠実さだと思います。。表では調子を合わせて、影で攻撃するようなことは、不誠実だと思っています。
施術でも同様です。どうせわからないだろうからと、手を抜いた施術、カタチだけの施術をすることは戒めていますし、施術中に他のことを考えて上の空でするようなことがないように努力しています。
不調者の方が健康になるためには、改めた方がいいと判断したこと、逆に実行した方がいいと思われることなどは、ちゃんと伝えることが整体師としての役割だと信じています。 |
|
仕事をしていて楽しいと思うこと、うれしいと感じることは?
新規の不調者が来院されるときには、多少は緊張しますが、同時にどんな人だろうかと予想するのは楽しさもあります。施術が終わったときにも、楽になっているだとうかと期待とちょっとだけ緊張感も味わっています。そして何より、自分の予想以上に良くなって感謝されたときが、一番うれしいですね。
整体を職業、社会的側面から観た場合には、会社などの組織に雇われ使われているのではなく、苦労もあり努力も必要ですが、経済的に自律し自立できていることが楽しいですし、文字通り、人と直接触れ合う仕事なので、施術がうまくいったときには感謝されることがうれしいです。健康サービス業として社会で一定の役割を担い、必要とされていること、多少なりとも社会貢献できていることもうれしいです。
|
|
施術モットーと健康、体についての考え方
僕の整体院に来てもらう(施術を受ける)ことをきっかけにして、不調者の方が心身共に、健康を取り戻してくれることを願いながら、施術をさせていただいています。心と体が自然によい方向に変化するように、自身の感動体験や心地いいフィーリングを伝えるようにしています。というのは、施術者がイライラしていたりネガティブな感情を抱いていると、自然にそれが不調者の方へ伝わり、心身を緊張させて施術に悪影響を及ぼすからです。
とはいっても、僕自身の力だけで来院された方の健康が回復するわけではありません。僕の仕事は健康を取り戻すためのきっかけを与え手助けすることです。不調者ご自身が持っている生命力(自然治癒力)が、健康を回復させ維持しているということは、常に念頭にあります。これは施術の技術と腕がどんなに上がっても真実ですし、整体師自身が傲慢にならないためにも大切なことだと思っています。
この仕事をしていると、心と体が一体だということがよくわかります。精神状態や気持ちは体に直接影響します。それだけでなく、施術者の心や気持ちも患者さんの体と心に影響を与えています。ただ機械的に手技を施し体を操作するのではなく、不調者と施術者がいい関係を持つことが施術にいい影響を与えるのだと信じています。。 |
|
整体などの民間療法について
ちょっとした腰痛や頭痛なら、薬に頼るより整体やヨガや民間療法の方が安全だと思います。。ぎっくり腰など症状が劇的な場合は休息が一番ですが、体を整えてやれば大丈夫だと思います。
自然治癒力や体、骨格のことを、不調者の方が理解した方が、治療はうまくいきます。「痛みを取ってほしいだけ」という不調者さんも少なくないと思いますが、自然治癒力が体を治し、痛みを取るのであって、医師や薬や整体療法そのものが体を治すということはありません。我々ができることは、体が良くなるきっかけ、手助けです。
歪みが修正されバランスが整ってくれば、自然に痛みなどの不調も消えるはずです。
鎮痛剤は、神経を麻痺させるだけなので、よほど痛い場合以外、使わない方がいいと思います(末期がんでモルヒネ投与は賛成ですが)。使う場合は、本質的治癒が遅くなると思った方がいいと思います。薬を飲んで治ったように見えるのは、自然治癒力が働いているからです。
鎮痛剤を使わなくても痛みを緩和する方法は、民間療法でもあるので、安易な鎮痛剤の使用はお勧めしていません。
施術時間についてですが、あまりに長いと体に負担になるので、短めがいいと思います。チェックを含めてですが、1時間以上、体調不良の人に横になっていただくだけでも、負担に感じられる方がいらっしゃいます。立ち上がったときにふらつき、めまいを起こすこともあります。
マッサージなら時間が長いと得した気分になりますが、少なくとも私がやっている療法は、時間でいくらという慰安目的ではないので、短時間で結果を出すことを念頭に施術しています。
|
|
整体師になった動機について
幼い頃に大病をしました。腎臓病です。しばらくは快復の見込みがなく命の保証もない状態でしたが、、母の必死の看病と食事療法で完治しました。その後もさまざまな体調不良を経験してきましたが、医者のアドバイスはあったものの実際には母に治してもらった経験が影響してか、すぐに医者に行くより自分で症状を調べ、試行錯誤をしながら自分で自分を治療するという経験を積み重ねてきました。
父は癌で亡くなりましたが、そのときの病院の対応や治療効果(の無さ)から、現代医学が万能でも完全でもないことを実感しました。現代医学で主流になっている方法論は、症状があればその原因と不調の部分を特定し、それを手術で切除するか薬で症状を消すというものです。人が皆持っている自然治癒力(免疫力)を高めるたり身体全体の状態を良くすることで病気を克服するという方法論が不足していると思います。
人の体は一番身近な自然です。生命はその自然に生かされています。だから、体調不良になっても体は自分で治す力を持っているわけです。その力を上手に活用・活性化して体調不良に悩む、かつての私のような人、父のような人を少しでも楽にしてあげたい。それが整体師としての動機となっています。 |
|
|
整体の施術について
施術は問題を抱えた体によい刺激を与え、改善するきっかけを作ると考えています。体が持っている自然治癒力に働きかけ活性化し、体のバランスを取り戻すということです。
私がメインにしている療法は、対応範囲が広いと思いますが、対応できない不調ももちろんあります。バランス・チェックという、体の筋反射と想念を使って自律神経(潜在意識)に直接問いかける方法で、施術をしていいか最初に聞きます。その結果、自分には無理と出た場合には正直にお話し、医師の受診や他の治療院を勧めることもあります。
施術はあくまで、健康になるためのひとつの手段と考えています。ベストは尽くしますが、今までの生活習慣で形成された不調は、必ずしも1回の施術で解消できるとは限りません。不調者さんの健康への熱意や快適な生活への意欲も大切だと考えています。どんなによい施術でも、不調者さんご自身の体へのいたわりが足りないと、じきに元に戻ってしまうと考えています。
|
|
整体療法を学んだ場所について
私が整体を習ったところ(学校)です。
◆赤ひげ塾(バランス活性療法)
◆APP法(日本回復整体総合学院)
◆日本トータルバランス整体学院 癒しの塾
◆極理整体専門学院
◆タイ古式マッサージスクール ロイクロ(タイのチェンマイ)
時間的には2年半ほど医学的知識の勉強と実技の研修を受けてから開業しました。
この仕事には完成はありません。それは複雑で神秘的な人の体に直接関わる仕事だからです。自分の興味もありますが、これからも日々知識を吸収し、技も磨き、不調者さんに頼りにされ信頼される健康サポーター&インストラクターとして成長していきたいと思っています。 |
|
整体師としての将来展望
超高齢化社会を迎え、今後ますます高齢者が増え、一人暮らしの方も増えていくと思います。高齢になればなるほど、健康に不安を抱くと思います。また若い働き盛りの人でも、仕事上や人間関係でのストレスと過労などで体調を崩している人も多いようです。健康保険料も値上げし負担が増えてきています。そんな状況の下で、皆、多かれ少なかれ健康に不安を感じていると思います。そこで体調管理や健康についての相談相手、手でからだをケアする職人として頼りにされる存在になりたいと思っています。
そのために将来的には施術を受けていただいた不調者さんにメンバーになっていただき、体から幸せになるための健康セミナーの開催や自分でできる整体法などの紹介を通じて、地域住民の健康維持と幸せのために、お役に立ちたいと考えています。。
病院は病気に罹ってから行くものですが、私の整体院は、病気になる手前で来ていただき、重大な病気を防ぐ役目をしたいと考えています。さらに、病気未満でも健康以下という人が多いと実感しています。人生の幸福の土台はやはり健康だと思います。常にいい体調で快適に暮らしていただくためにも、多くの方に私の施術を受けていただきたいと思っています。
さらに、長期展望としては、いくら身体に気を使い、整えていても、周囲の環境が悪く、汚染された状態、自然からは程遠い状態では、自然から命を授かっている我々の体だけが健康でいられるわけもありません。その意味で環境問題にはとても関心が高いので、整体や自然療法と環境保護を結びつけたカタチでの活動をしていきたいと思っています。
|
|
趣味やプライベートについて
|
時間が取れれば、整体師として常にレベルアップするために定期的に研修会などに参加しています。読書も好きですが、整体関連の書籍や医学、健康に関するものがやはり多くなりますね。メールマガジンやブログを執筆しているので、そのための資料収集や執筆をしていることもあります。
映画はよく観ます。学生の頃は年間100本くらい観ていた時期もあります。自分の世界観に影響を与えた映画は「2001年宇宙の旅」です。美術学校で勉強していたので、写真撮影や絵画は観る方も制作する方も好きです。
アウトドアでは旅行が好きです。20代の頃に通算で2年ほど海外にいました。放浪の旅という感じでした。海外で得たものは、さまざま体験と多様な価値観、日本を客観視する視点と生命を育んでくれている地球への感謝とその美しさへの感動です。
写真も好きで旅行にいくといろんなものを撮って帰ってきます。最近は年齢のせいか、国内の温泉がある場所が好きになりましたね(笑)。膝を痛めてからは本格的でハードな登山はできなくなりましたが、自然からパワーをもらえる山歩きは、機会があれば行きたいと思っています。
音楽はクラシックからジャズ、ポップス、癒し系のニューエイジ・ミュージック、民族音楽まで、幅広く聴いています。20代の頃はジャズなどのライブハウスに通ったり、ギターを弾いていたこともあるくらい音楽も好きです。施術中にもヒーリング系というか、瞑想音楽のようなとても静かで自然な曲をかけてるので、耳からもリラックスとヒーリング効果が得られると思います。 |
|

タイでトレッキングに行った仲間と |

スリランカで象に乗ったとき |

タイで山岳民族を訪ねたトレッキング |

バリ島の寺院の彫像 |
|
ヒロの整体日記 |
|