Archive for the ‘感覚器官の症状’ Category
猫背・肩こり・体の傾き・顎関節症・耳鳴り・前腕痛
20代の男性です。
仕事はソフトウエアの開発で一日中パソコンの前に座っているそうです。
症状は複数重なっています。
・猫背
・肩こり
・身体の傾き(立っているときだけでなく歩いているときも変な感じ)
・口を大きく開けると顎が鳴り、まっすぐ開閉できず、蛇行するように開き、痛むときもある。
・耳鳴り
・前腕(右)の痛み(動かすとき)
病歴としては、肺気胸、中耳炎、右肩の捻挫などを経験していますが、回復しているとのことでした。
身体の外見的状態としては、
・上体が右に傾き、左肩が落ちて(下がって)見え、肩のラインが左右で違うこと。
・両肩は閉じていること(クライアントさんは、猫背と表現)
・前方を向いても、顔が左に向いていること。
・背骨が後ろに反っていること。
・正座したときに、右膝がかなり前に出ていること。
・正座したときに、左右の足が重なり左に寄っていること。
・腰が左に捻れていること。
などの状態で、かなり全身に歪みがありました。
施術方針としては、まず身体全体の歪みを修正するようにしました。
顎と耳鳴りに効果が期待できるので、後頭骨の修正も、2回目からはじめました。
その結果、2回目に来院されたときに耳鳴りが消えつつあるとのことで、3回目には、耳鳴りはしなくなったとのことでした。
施術を重ねるにつれ、身体の歪みはじょじょに解消されていき、身体が傾いている感じはなくなったのですが、右上腕の痛みはまだ残っていて、首が左側が疲れやすく、左を向くと違和感があるとのことでした。
顎関節の調整を2回目から連続して行なった結果、顎はじょじょにまっするに開くようになり、痛みがなくなり音もしなくなり、6回目のときには、ほぼ問題なくなりました。
肩こりの方は、身体が整い姿勢がよくなるにつれ解消してきたのですが、首の疲れと左に向いたときの違和感があるので、頚椎の調整を行いましたら、かなり軽くなったとのことです。
上腕の痛みは、軽くなってはきましたが、患部に集中した手技を施していくと、動かしても痛みは感じなくなりました。
症状が多く、歪みのかなりありましたが、当初10回くらいの施術が必要と予想していましたが、7回で全ての施術を完了することができました。
めまい、難聴、腰痛、鼠蹊部の痛み、脚のしびれ
30代の男性です。
症状が出始めてから2ヶ月ほど経ってからの来院でした。難聴とめまいで耳鼻科を受診しCTで(頭部、脳の)検査したが異常なしといわれたという方です。それ以外にも、座っているとき右の鼠蹊部(脚の付け根)が痛み、両脚がだるく、しびれがあり、腰も痛むとのことでした。
姿勢チェックでは、背骨が左に湾曲しており、骨盤も左に捻れがあり、背中に張りもあり全体的に緊張している感じの体でした。
まず、全身の歪みと緊張を解消することに集中して施術をしていきました。歪みと緊張が解消するにつれて、症状が軽くなっていきました。
難聴は、3回目の後、帰宅した翌日に解消していることに気づいたそうですが、めまいはまだあるとのことでした。
首と肩もコルとのことで、寝ていても辛いとのことでしたが、施術を重ねていくにつれ、解消していきました。
めまいと肩こりは7回目まで残っていましたが、難聴と下半身のだるさなどは解消していました。8回目を終了した時点では、症状はほぼ解消していたので、その状態で安定しているか診るためにもう一度来院していただき施術した後に、治療完了にしました。
施術間隔は最初は5日おきくらい、3回目以降は1週間ごと、最後は2週間空けて行いました。内臓が冷えているようだったので、足湯か腰湯を勧めたのですが、きちんと行なってもらったことも、症状が多く辛いわりには、回復が早かった要因だと思います。
膝痛と嗅覚障害が同時に改善
臨床例をご紹介します。
膝痛と嗅覚障害の方です。
夏場、外出先で強烈な冷房の中、長時間過ごした後で、膝が痛み出しちゃんと歩けないほどになっただけでなく、嗅覚が完全ではありませんが、無くなったという女性です。
初回、来院されたときは、階段の昇り降りはもちろんのこと、平地を歩くのも辛そうでした。
嗅覚の方は、鼻先に臭いがはっきり出ている食べ物などを近づければ、かすかに香りはするものの、離れた状態だとほとんど臭わなくなったとのことでした。
体の歪みは、腰が左に出ていて頭部の方に上がっていて、右方向に捻れた状態。右肩が下がり、上半身が右に傾き、体の中心線の正中線が一直線になってない状態でした。膝が痛む方の足(右側)は、全体にかなりむくんでいて太くなっている状態です。
膝痛のほうは、施術直後は、毎回ある程度の改善はみられるものの、次回には症状の戻りが毎回ありました。2歩前進、1歩後退という感じですが、少しづつ、でも確実に回復に向かっていました。
嗅覚は3回目に来院されたときに、7割ほど戻ったとのことでしたが、臭いを感じにくい食品や以前と違う異臭を感じる食品があるとのことでした。
4回目には8割りほど戻りましたが、醤油やコーヒーなどの香りが、以前と違う匂いに感じられる状態は続いていました。
5回目には、異臭は無くなりましたが、まだ食品によっては香りが薄く感じられるとのことでしたが、最初の状態に比べればはるかに良くなっていて、香りがなくて味気ない食事だったのが、食事を楽しめるまでに回復したと喜んでおられました。
膝痛の方も堅いコンクリートのような所を歩くときは、まだ痛むことがあるとのことでしたが、痛みの程度はかなり軽くなっていました。
むくみの方は、かなり引いてきて、左右の足の太さも平均化してきたのですが、膝のあたりだけは、まだふっくらと膨らんでいる状態が続いていました。
都合で半月ほど施術を休まれた後は、体の歪みの少しひどくなっていて、膝も痛み出したとのことでした。その間に外出先で長時間立っていたりして、体の状態を考えれば無理をしたせいだと思いますが、いつもより念入りに筋肉の反応から体の状態を読み取る検査方法で最適な回復手法をチェックしました。
その結果、股関節の調整が必要と出たので、痛む側の股関節を調整し脚の筋肉をゆるめつつ関節を中心に調整した結果、いままでで一番楽になったと言われるほど回復し、歩行時も痛みを感じないとよろこんでおられました。
施術の副産物としては、以前は髪の毛の腰がなく、ペタンとした感じだったのが、腰が出てきて頭髪全体がふっくらし、頭頂部の髪が立つようになったことです。
膝に関しては、症状が一進一退していたので、完全には治らないかもと、悲観的になられたこともありましたが、半年以上膝痛も嗅覚も治らず、整形外科医には、膝にたまった水を抜いたり痛み止めを処方されるくらいで、痛みはそのままだったことを考えれば、驚くほどの回復ぶりでした。
嗅覚に関しても、耳鼻科の診察を受けたものの、ビタミン剤を処方され、自然に治ることもあると言われただけだったことを考えれば、十分に満足のいく回復ぶりだったと、クライアントさん本人も言われました。