健康のために体を動かす

使わないと体は衰える

体操する女性

人も動物の一種です。巨大な脳を持ったが故に、複雑な精神構造も得ましたが、基本はあくまでも他の動物と同じです。

「動物」とは読んで字のごとく、動く物(者)です。動くことが、動物の生活の基本ですし、生きることと動くことも基本的には同じです。

だから、動かなくなったら、死に近づいているともいえます。死とは全ての身体活動が停止した状態で再び動き出す可能性がない状態と言うことができると思います。

現代の生活では、体を動かす機会が減っています。便利さと効率が最優先され何かをやるときの最大の価値になっているからです。便利さと効率は基本的には同様の状態を指すと思います。最小限のエネルギーで最大の効果を得ることが効率の根本ですし、便利さも、できるだけ自分の手(体)を使わず、必要な物を手に入れることだからです。

このような価値観で日常生活を送っていると、体を動かす機会が減っていくのは当然のことです。人も動物の一種なので、体を動かしたいという欲求は、多かれ少なかれ誰でも持っていると思いますが、その機会が減っている生活では、わざわざスポーツジムなどで体を動かす機会を作らなくてはならないほどです。

使わないと体はどんどん衰えていきます。筋肉が硬くなり、筋肉を収縮させる力が弱くなり、関節の動く範
囲が狭まります。血管も弾力性を失い、血圧を上昇させ、血行も悪くなり、新陳代謝がスムーズに行われなくなり、体の組織、細胞の機能が衰えます。

私は整体師なので、人の体の歪みを整え、緊張を解くことで、自然治癒力を活性化し、体の不調を解消しますが、それでも、日頃あまり体を動かさない人は、慢性的な不調の状態に戻る時期が早いような気がします。

自分でも体を、全身を動かすことが、健康維持、ひいては、生活の質の向上や人生の幸福度を高めると思います。

できるだけ体を動かす

体調不調の原因のひとつに、同じ姿勢を続けている時間が多いということがあります。それが、体にとって楽な姿勢ならそれほど問題はないと思うかも知れませんが、同じ姿勢を長時間続けるこ
と自体が、体にとって負担となるのです。

姿勢が同じだと、体重(重心)がかかる部分も一定になります。そこだけ集中的に負担がかかっている状態です。これは体に負担がかかる原因ですし、それが積み重なると、特定部位の筋肉が過
度に緊張したり、さらに骨格まで歪んでしまうことにもなります。

骨はビルの鉄骨のようなイメージを持っている人もいると思いますが、実際ははるかに可動性が高く、カンタンに動きます。

学生の勉強でも仕事でも、体全体をまんべんなく使うような理想的な動きや姿勢はなかなかとれないものです。1時間に1回程度は休憩を取り、デスクワークなら椅子から立ち上がり、周囲をぶらぶらと歩いてみたり、屈伸運動や伸びをするだけで、筋肉がほぐれ、特定の部分に負担がかかり多少は歪みつつあった骨格も、正しい位置にリセットされます。

体を使う仕事でも、同じ動作を繰り返し、同じ部分だけ使うような作業をしているひとも、同様に休憩時間に違う運動や姿勢をすることで、負担がかかっていた部分がほぐれ、姿勢がリセットさ
れます。

人は寝ている間でも、寝返りを打つなどして、昼間の活動で歪んだ体を正しい位置にリセットしています。

このように、体には自身で歪みや疲労(負担)を修正したり解消するメカニズムがあります。その力を有効に活用していれば、そんなに重大な病気にかかったり、慢性的な痛みやこりや不快感に
悩まされることもないように思います。

体の発する声を聞き、体が求めている姿勢や運動をすることが、健康維持にとって大切なことです。

激しいスポーツは体を傷める

激しいスポーツや人と競争するようなスポーツ(競技)をする必要はありません。体を動かすことが楽しいと感じ、終わった後に爽快感と軽い疲労感、軽く息がはずむ程度の運動や体操で十分です。40代以降の人は、激しく体を動かす競技スポーツをすると、返って体を傷めます。体を動かすことが気持ち良く楽しいと感じる程度の運動や体操が、健康回復と健康維持には大切なのです。

習慣的に体をまんべんなく使うことで、心も軽くなり、前向きな気持ちになるのを実感できると思います。

整体で歪んで固まった体を整えてほぐし、適度に体を動かす習慣を持つことが、健康維持に秘訣のひとつだと思います。

健康維持には自己管理と運動が大切

ジョギングする夫婦

ダイエット(元の英語の意味は、食事療法。食事を制限して体重を減らすことを指す)の方法論は、体を動かさず(運動せずに)体重を減らそうということです。

基本的に、いまのカタチの文明の発達の方向性は、体を使わずに(楽をして)何かを達成しようということだと思います。

しかし、先に書いたように、体を動かさない先に待っていることは「死」です。動物が体を動かさなくなったということは(植物でも同様なので、生物ということです)死を意味します。

人は長生きしたいと考える、おそらく唯一の生物です。生物は生存本能があるといわれていますが、今、現在、を生きていたいという「意志」はあっても、何歳まで生きたいとか長生きしたいとか死にたくないとかは思っていないはずです。

人の意志はだから、矛盾しています。体をできるだけ動かさずに楽をして何かを達成したいと思っていると同時に、長生きがしたいと思っているからです。

健康でいたい、でも、運動はしたくない。不調になったら、病気になったら、自分では何もせずに、薬や医者に治してもらえばいい、というのは、いまの文明の方向性と一致してはいますが、欲求の方向性は本質的に矛盾しています。

前置きが長くなりましたが、(健康に)生きていたければ運動しようということが言いたかったわけです。

運動(体操)の7つの効用

その1)筋力を強化できる。

その2)筋肉の緊張緩和。

その3)血行を促進させる。

その4)関節の可動域を広げる。

その5)筋ポンプ作用の強化。
(脚の筋肉には血液循環を維持するための「筋ポンプ作用」があるとされています。筋肉を伸縮させることで、血液を循環させるポンプの役割が果たせるということです)

その6)体の組織、機能の維持。

その7)(気分的にも)リフレッシュできる。

そして、これらを総合すると、健康で長生きすることにつながります。その逆に、体を動かさず、健康を人任せにする方法論では、本質的に長生きはできないと思います。

薬やマッサージなどで代替できる効用もありますが、これら全てを手軽に自力で無料でできるのは、運動(体操)だけです。

とは言っても、自分で体操や運動をするだけでは解消できない不調や体の歪みが出てくることはあります。そんなときは、整体で体を整えてから運動しましょう。体の不具合があるときに無理に運動することは、改善の役に立つどころか逆に悪くすることもあるからです。

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2018-01-17ボディケアについて

Posted by 小林昌弘