臭覚に関係する整体例

整体で臭覚が回復

臭覚が整体で回復

60代後半の女性の施術例

肺炎を起こして高熱が数日続いた後から、臭いがほとんどわからなくなったという60代後半の患者さんが息子さんに連れられて来院されました。

ガソリンの臭いだけはわかるそうですが、味も甘み、塩味、苦味は感じるものの、うまみなど微妙は中間的な味覚は感じなくなったそうです。

耳鼻科などいろんな病院を回ったが、まったく改善しなかったとのことです。

施術後に、アロマオイルのレモン、グレープフルーツ、サンダルウッドを嗅がせてみましたが、
何らかの香りは感じるようです。レモンをハッカではないかと言ったり、サンダルウッドとの違いは感じたようです。

その患者さんと息子さんは、施術で改善した可能性より、はっきりとはわからないものの多少は
感じていたのではないかと考えた様子が伝わってきました。

事前に同じ香りを嗅いでもらって比較するべきでしたが、私も最初から改善するとは期待してなかったことと、ガソリン以外はまったく臭いを感じないという言葉をそのまま受け取ったのです。

改善を期待して来院されたのに、改善の可能性を考えるより、もともと多少は臭覚が残っていただけだと考えるのは、整体なんかでそうカンタンに治るはずがないと思っていた証拠でしょう。

現代医学で治らなくても今の医療を信じ込んでいるという矛盾した心情を感じました。 そういう方々にとっては、当院の施術は「藁」なんでしょうね。 (溺れる者は藁をおも掴む)

※施術効果には個人差があります。

生存に必要な臭覚

五感の中でも嗅覚は本能に最も近い感覚のひとつです。嗅覚は、大脳新皮質などの新しい脳ではなく、爬虫類なども持っている古い脳に直接情報が伝わります。

視覚や聴覚(音、言葉)などは、脳が情報処理をした後でないと認識されないが、臭いはそのまま、臭いと嗅いだときの状況と共に、認識され記憶されます。

だから、誰しも経験があると思いますが、臭いの記憶はとても印象に残るのです。ある特定の臭いを嗅いだときの状況が、その臭いを再び嗅ぐことによって、生生しく蘇ります。

また、腐敗臭などの危険を知らせる臭いは、学習しなくても、嫌悪感を抱き避けるようになっていますが、臭いは生存に直接関わる信号でもあるからです。

目の前にある物が食べていいのかどうかは、まず臭いで判断します。腐敗臭を嗅ぎ取れないなら、毒を食べてしまうことにつながり、生命に直接危機をもたらします。

発情期(生殖可能な時期)にある異性の臭いも、種族保存のために必要不可欠です。異性の体臭に魅力を感じなくなったら、性行動が抑制されるでしょう。

最近の日本の、体臭などを神経質なまでに嫌う無臭化傾向は、その意味で、生命力、生活力の衰えの現れと見ることもできると思います。

臭いは生命保持に必要な信号を発しているだけでなく、生活に潤いを与えています。

食品に香りがなかったら、味もあまり感じません。花に香りがなくなったら、昆虫が寄ってこないから、受精しなくなります。家族や好きな人に体臭が全くなくなったとしたら、その人の存在感が薄くなると思います。

食品の賞味期限などは、昔は自分の鼻でかいで判断するのが普通でした。それで昔のほうが食中毒が多かったというわけでもなさそうです。

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚が五感ですが、それらを総合して、経験を加味した判断する感覚を第六勘と呼ぶことができると思います。文明の機械化、身体能力の外部化が進行していくと、身体的な感覚や運動能力は衰えていきます。身体的感覚と経験が希薄にっていくと、必然的に第六感も効かなくなっていくような気がします。

人も動物の一種である以上、運動能力や嗅覚をはじめとした五感の衰えは、種族保存の危険信号だとも思います。

臭覚異常の改善にも整体は有効な場合があります。

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Posted by 小林昌弘