自分で血圧を下げる方法

高血圧を自分で下げる自己療法

整体的な考え方では、血圧が高いということは、血圧を高くしなければ全身に血液がまわらないからです。それを薬で無理やり下げると、体調を悪くすることがあります。低い場合は、血液を押し出す力が弱いのです。

大切なことは、血圧の基準値に自分の血圧を当てはめるのではなく、身体全体のバランスと体調を整え、そのとき血圧はどうなったのかを見極めることです。体調が良くなったら、多少基準値より高くても、それはその人にとって必要な血圧なのです。

薬に頼らず、血圧を下げる方法

血圧が基準値より高い人には、病院では降圧剤が処方されます。しかし、薬で血圧が下がっても止めればたいていは元に戻ってしまうので、止めることができません。

「いつまで薬をのみ続ければいいの?」「副作用は大丈夫なの?」

そんな不安を抱えながらも高血圧の危険を言われると、ほとんどの方は飲み続けることになります。降圧剤には重大な副作用は無いと言われていますが、本当でしょうか?一時的な服用ではそれほど副作用が無くても、5年、10年と服用を続けた場合でも、本当に安全なのでしょうか?

例えば、有名な降圧剤「ハイトラシン」(血管を収縮させる交感神経のうごきを抑え、抹消血管を広げて血圧を下げる作用)の医薬品添付文書には、54種類もの副作用が書かれています。

脳梗塞、めまい、立ちくらみ、貧血、低血圧、倦怠感、不眠、肩凝り、眠気、しびれ、不整脈、心房細動、胸痛、頻脈、悪心、嘔吐、食欲不振、頻尿…など。

血圧の数値が低くなっても、こんなにたくさんの副作用の心配があるとしたら…?

さらに、血圧の薬を使用した人は、使用しない人に比べて、14年後の自立者の割合がかなり低くなるという調査結果があります。つまり、血圧の薬を使用することにより、将来的に自分の身の回りの事ができなくなる可能性が高まるということです。

さらに重要なことは、降圧剤は、血圧を一時的に下げる効果はあっても、高血圧の原因を解消したり治療できる薬ではないということです。高血圧の根本的な原因を解決していない状態では、生きている限り薬の服用を継続しなければならないということになってしまいます。

基準改定で高血圧患者が激増した

現在、高血圧症という病気の患者にされてしまう人は、全国で5000万人もいます。これは、高血圧の基準が10年前に高くされたためです。1993年の基準では、上が160~180、下が90~105は軽症高血圧でした。180/105までなら特別危険因子(持病)がなければ、少なくとも3ヶ月程度は、生活習慣を改善するなどして様子をみて、それでも160/95を超えているなら、降圧剤を使うことになっていました。

それが2000年の改定基準では、140/90以上が高血圧とされ、目標数値はさらに低く130/85未満にされてしまったのです。それでも60歳以上の高齢者の基準はもっと緩やかだったのですが、2004年改定では、全ての高齢者にも、60歳未満の基準で降圧剤を使うこととされてしまいました。

さらに2008年度からメタボ健診(特定健康診査・特定保健指導)が実施されています。メタボ健診の基準では、収縮期血圧(上の血圧)130mmHg以上、もしくは拡張期血圧(下の血圧)85mmHg以上で特定保険指導の対象となります。

140に基準を下げた段階でも「高血圧患者」は、約3500万人に急増しましたが、130となるとさらに「高血圧患者」は増えることになります。

このように高血圧の基準値は年々厳しくされていますが、年齢を考慮しない基準値では、年齢とともに白血球の中の顆粒球が増えるために血圧が上昇する60代以降の方々の多くは、高血圧症にされてしまいます。

医師の中には、上が170mmHg以下、下が100mmHg以下なら心配ないという方もいらっしゃいます(年齢や体格にもよると思いますが)。

降圧剤について

日本の薬の売上げトップは降圧剤です。70歳以上の人の2人に1人は降圧剤を常用しています。

降圧剤は化学物質の作用で身体が血圧を下げる反応を利用したものです。降圧剤には化学物質の種類によって、主なものでも4種類があります。

●カルシウム・ブロッカー(血管拡張剤)
カルシウムは動脈を収縮させる作用があります。カルシウム供給を阻害すれば、血管は拡張し血圧が下がるわけです。

●アンジオテンシンⅡ・ACE阻害剤
AECという酵素が、血圧上昇ホルモン(アンジオテンシンⅡ)を生成します。酵素AECを止めてしまえば、血圧上昇ホルモンができなくなります。すると血圧が下がるわけです。

●塩分調節・利尿剤
尿で水分を大量に出して血圧を下げるわけです。塩分を多くとると、塩分濃度を一定にするため血液中の水分が多くなり、その分、血圧は上がります。逆に体内の塩分と水分を多量に体外に排泄すれば、血圧は下がるわけです。

●アドレナリン阻害剤
血圧を上げるホルモンを阻害するものです。アドレナリンは「怒りのホルモン」と呼ばれ、敵と遭遇したときなどに血液中に放出されます。危機的状況に対処するには、瞬発力が必要です。そこでアドレナリンが血圧を上昇させるわけです。それを阻害すれば、血圧上昇を抑えるわけです。

病院で高血圧と診断されると降圧剤を処方されます。薬で血圧を下げることは可能ですし重大な副作用もまれにしか起きないと言われていますが、副作用が全くない薬はあり得ませんし、降圧剤ではあまり下がらない高血圧の人もいます。

薬に頼るだけでなく、血圧上昇の原因を見極めてて、休息や睡眠をちゃんととるとか、ストレスを軽減するとか、体重を減らすとか、タバコを止めるなど、ご自身できできることを実行することが健康維持に必要だと思います。

薬で血圧を下げても寿命は延びない

血圧やコレステロールの検査数値が良好(基準内)の人のほうが長生きすることは、大規模な調査でで確認されています。しかし薬で検査数値を基準内になるようにしても寿命は延びないという新しい調査結果もでています。

長い年月に渡って降圧剤を服用した人の中には、心筋梗塞、自殺、事故などで死亡する割合が高くなっているという調査結果があります。薬自体の副作用が原因ではないにせよ、薬で強制的に血圧を長期間下げたことによる、体の反発、反作用である可能性はあります。

現在の基準が厳しすぎるとはいえ、180mmHg以上になると降圧剤は必要だと思いますし、最小血圧(下)が120以上の状態が2年間続けば、ほぼ全員が脳卒中などで死亡すると言われています。

血圧を薬で下げるほど、脳卒中などのリスクが高まり、死亡率が上がります。血圧を不必要に下げると、血流が悪くなり、血液が凝固しやすくなり血管に詰まりやすくなるからです。

年を取ると、血管が細く硬くなるため、血圧が高いほうが、脳などに血液がよく回ります。海外で75歳から85歳で、降圧剤を飲まない人を5000人を追跡調査した結果は、血圧が180以上の人が最も長生きで、140以下だと生存率が大変低いという結果が出ました。

血圧が上がるには理由がある

血液には、酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶ役割があります。加齢にともない血管が細く堅くなるので、たいていの人は血液の循環が悪くなります。酸素と栄養素の運搬効率が落ちるので、心臓は送り出す圧力を高めます。高齢になると血圧が上がるのは、自然なことで体が必要としているからです。それを薬で無理に下げると、細胞に必要な栄養素や酸素が届けられなくなる恐れが出てきます。

高血圧の原因は他にもあります。ストレスや肥満、運動不足、塩分の取りすぎ、栄養バランスの悪い食事などです。高血圧の原因を放置しておき、薬で下げ数値だけ基準内にしても、体の自然な働きを阻害し不必要な負担を強いることになります。

高血圧の種類

原因のはっきりしない高血圧は本態性高血圧と呼ばれています。腎臓など他の病気が原因の高血圧は二次性高血圧と呼ばれています。二次性高血圧の場合は、原因の病気を治療する必要があります。比較的若い頃から血圧が高くなる場合が多いです。

本態性高血圧の場合は、中年以降、加齢とともに血圧が高くなる傾向があります。日本では、本態性高血圧が約90%を占めます。症状がないことが多いので、治療はただ(薬で)血圧の数値を下げることだけになります。

高血圧の危険性

血圧は上が140以上、下が90以上になると、男女ともに脳卒中になる割合が増えます。しかしその多くは60歳以下の人です。つまり若い頃から高血圧になると脳卒中の危険度が高いということになります。

循環器の病気は、下が80~90以上で増え始めますが、死亡率全体で見れば100以上になってから増え始めます。

61歳以上の高齢者では、血圧が高くても総死亡率や循環器の病気はそれほど増えていません。上が180以上、下が110以上だと、心筋梗塞や脳卒中が増えてくるという統計があります。

死亡率も考慮に入れた生活の自立度(自分ひとりで生活できること)で見ると、60歳未満でも、上が180、下が100までは、危険度は大きくありません。

特に70歳以上では、上が160~180、下が90~100程度でも、降圧剤は不要で、無理に血圧を下げるのは有害ですらあります。生活の自立度を考えれば、180/100程度までは、降圧剤は不要といえます。40~50代でも、すぐに降圧剤に頼るのは、健康全体を考えたときには、有害といえます。

それよりも、ストレスと睡眠不足を解消し、食事(塩分)を考え、運動を定期的にするようにして、日常生活の中にある血圧を上げている原因を改善することが、健康で長生きのためには大切です。

血圧は自分で下げられる

冷え性でも血圧が上がると言われているので、足湯などで冷えを解消すると効果が期待できると思います。

血圧で問題なのは、上の血圧より下の血圧の値が高いことです。医者にかかるとたいていは血圧を下げる薬を処方されると思いますが、一度薬に頼ると以後、ずーっと服用し続けないといけないようです。薬には必ず副作用がありますし、長期間服用すれば、薬や毒素などを処理をしている肝臓の負担も蓄積されるので、肝臓を悪くすることもあります。

それよりも自分でできる薬に頼らない方法があれば、体にはいいと思います。ただ注意した方がいいのは、血圧が高いのには、理由があるということです。高齢者の場合もそうですが、血管が何らかの原因で細くなっている場合、体が血圧を上げて末端の細い血管まで血液を循環させるために、高くしている場合が多いということです。これを薬などで血圧だけを強制的に下げることは、体全体の機能を考えた場合、かえって体調を悪くする可能性も否定できません。

高齢者の場合は、血圧が高めの人の方が長生きするというデータもあるので、自分の体調を全体的に見て、血圧を下げた方が体調が良くなるのか考えた上で、治療を受けた方がいいと考えています。

【血圧を下げるカンタンな体操(自己療法)】

薬に頼らず、自分で血圧を下げる方法をご紹介します。

※病気が原因の高血圧は、二次性高血圧と呼ばれています。二次性高血圧は、全体の5%以下と言われています。二次性高血圧の四分の三ほどを占めるのが、腎性高血圧です。腎臓の病気や腎臓にダメージを与える病気(糖尿病、痛風など)によって高血圧になっているケースです。

高血圧で腎臓関連の数値が良くない人、血糖値や尿酸値が高い人は、一度病院を受診することをお勧めします。

血圧を下げる指反らし法…その1

1)まず、右腕を伸ばします。
(腕は前に伸ばします。肩の高さと同じ、床と水平に真っ直ぐ伸ばしてください)

手のひらを上に向けて、左手の人差し指と親指で、右手の人差し指の先を持ち下に反らします。
(指先をつまむように持ち、指の関節が曲がる方向とは逆にストレッチするように、反らしてください)

*そのとき息を吐きながら反らします。
「フーッ」と息を吐ききったらつまんでいた人差し指を弾くようにして離します。
これを5回行います。

2)次に中指を同様に反らします(5回繰り返す)。
(薬指を操作すると交感神経が高まるので飛ばします)

3)最後に、小指を同様に反らします。

4)今度は手の甲を上に向けて同じように人差し指を上に反らします。
(腕は水平に伸ばしたままです)
息を吐きながら行います。 これも5回。

5)中指・小指も同様に行います。

●左の指(人差し指・中指・小指)も同様に行います。
(左右で合計60回行います)

注意点

■胸を張り背筋を伸ばして行ってください。

■血圧計がある方は、この療法の後、落ち着いてから測ってください。

■この療法は、腕を挙げたまま続けると、腕がだるくなる方もいます。運動ではないので、だるくならない程度に(腕は指を弾くときだけ挙げるなど)行ってください。

■このストレッチの後は、少し脈拍が上がることがあります。血圧を測定する場合は、5~10分程度安静にして休憩を入れてから測ってください。

■1回で10以上下がる場合もありますが、まだ安定はしていません。朝方と夕方(夜)の1日2回。毎日継続していくと、安定的に血圧が下がってくると思います。

■下記の「高血圧の原因」のところに書かれている問題を解決することも必要です。

■血圧を下げる薬を飲んでいる人は、服用を止めてから行ってください。服用したままだと、この運動の効果は確認できません。

この方法の原理は、息を吐くときに脈は遅くなるので、血圧が下がることを応用しています。呼吸法は全て息を大きく吐ききることがポイントです。それによって、精神的ストレスなどで呼吸が浅くなり、酸性に傾いた血液を、正常な状態の弱アルカリ性に戻し、脈を落ち着かせて血圧を安定させるます。

指を反らすのは、経絡の、心臓を保護し、自律神経系によって営まれる生理作用に関与し、心筋、動脈、静脈、毛細血管とリンパ系を支配して、全身を流れる体液の循環をコントロールしている心包経絡が、手の中指から腕の内側を通って、肺、心臓の方に通っているので、それを指を反らすことで刺激するわけです。

血圧を下げる指反らし法…その2

1)仰向け(上向き)に寝ます。腕は45度くらいに開き、掌を上(天井)に向けてください。掌を下向きにした方がリラックスする人は、下向きでOKです。脚は閉じてください。

2)息を吸うときに、足先を頭の方へ反らします。コツは踵を下に突き出すようにして、膝を伸ばして下半身、特に脚の裏側を伸ばすようにします。

3)息を吐くときに、足を下の方に伸ばします。爪先立ちするような形です。この時は、脚の表側が伸びるようにします。

4)ゆっくり深呼吸すると同時に、1)と2)の足の運動を行います。10セット位が目安です。

5)終わったら、5回くらい深呼吸してリラックスしてください。後頭部と首の緊張が緩和する効果が期待できます。

ウオーキングなどの有酸素運動で血圧を下げる

薬を使わず血圧を下げるには、ウオーキングなどの大きな筋肉を動かす有酸素運動などもお勧めです。
筋力トレーニングのように筋肉を収縮させ続けるような運動は、血圧を大きく上げてしまうので逆効果になりま運動の強さは、軽く息がはずむくらいで十分です。

血圧を下げるためのウォーキングは運動ですから、できるだけきびきびと歩きましょう。手をちゃんと振って、爪先を上げ、着地は踵(カカト)からです。

体調が悪いときは無理をしないこと。無理に歩くと、かえって血圧を上昇させてしまうことがあるからです。雨が降っているときも、足元が滑って危険なので、無理せずに休むようにしましょう。

時間的には、血圧を下げるには、1日30分~50分くらいは必要です。毎日でなくてもかまいませんが、週に4~5回はしたいものです。運動は小分けに行っても血圧を下げる効果があります。暇な時間帯に、午前と夕方に分けて行うことも可能です。

入浴で血圧を下げる

特に仕事などで精神的ストレスを強く感じている高血圧の方には、入浴をお勧めします。入浴することでリラックスするので血圧を上げる原因のひとつであるストレス解消につながります。また、入浴で血管が広がるので、血圧が下がります。入浴は結構体力を使いますから、入浴中と直後は血圧が上がっているかも知れませんが、長期的にみれば、高すぎる血圧を下げる方向に働くはずです。

ただし、熱いお湯に長時間つかると、血圧が上昇するので、かなりの高血圧の人や心不全など循環器系の持病のある方は、脳卒中などの危険があるので、ぬるめのお湯にゆったりした気分で浸かるのが安全でしょう。

寒い日の入浴には気をつけてください。脱衣場と浴室の温度差が大きいと、急激な血圧上昇のリスクが高まります。脱衣場を暖房するなど、温度差を少なくするほうが安全です。特に高齢者やかなりの高血圧の人は。

整体で血圧を下げる

体全体が整ってくると、血圧が低すぎる場合は高くなり、高すぎる場合は低くなります。したがって、血圧が少し高いからといって、むやみに薬で下げて数値を正常値にしても、健康を考えた場合、無意味なことが多いのです。

整体で体の内外のバランスが整いリラックスできるようになると、よく眠れるようになり、色々な症状が改善されるようになっていきます。高血圧が改善された例も多数あります。

骨盤や脊椎の歪みを整えると、血流と神経伝達が改善され、緊張し過ぎの筋肉もゆるみ血管が広がるため、血圧も自然に下がっていきます。

当院の整体の中心手技療法は身体均整法ですが、この手技療法の中には、血圧を下げるための手技があります。全身を整えた後に、血圧を下げる施術を行って、血圧が20も下がった方もいらっしゃいました。

足首回しという良く使う手技があるのですが、これは、血液循環を良くします。足首を回すとアキレス腱が柔らかくほぐされます。それによって、ふくらはぎの筋肉がよく伸縮するようになります。その結果ミルキングアクションが促進され、血行が良くなります。

全身の血液は、心臓から送られて、また心臓に戻るというように循環しています。上半身の血液は比較的容易に心臓へ戻っていきますが、下半身の血液は重力の抵抗を受けながら進まなくてはいけません。心臓だけで一連の動きを行うと、結構な負担になってしまいます。そのときに心臓の助けとなっているのが、足の筋肉を動かすミルキングアクションという機能です。足の筋肉が血液の周りで乳搾り(ミルキングアクション)をするように伸び縮みすることで、血液が心臓に送り返されるというわけです。

さらに足首回しで、ふくらはぎにある腎経というツボが刺激されます。それによって腎臓の機能が高まります。その結果、血圧を下げることになるわけです。ちなみに、腎臓機能が低下している人に足首回しをしたところ、とても気持ちいいという感想を頂いたことがあります。

また、男性の多いようですが、上半身、特に胸部や肩周辺の筋肉のコリが酷い場合、高血圧の原因になっていることがあります。これを整体でほぐし整えてやることで、血圧が適性値まで下がることがあります。

知人で高血圧の人がいて、家に血圧計があるのですが、腰痛ということで施術したのですが、高血圧に効果があるかどうかと聞かれたので、試しに施術前に血圧を測り、施術後に再び計ってみたところ、施術後にかなり下がったことがありました。

高血圧と一口にいっても、原因はさまざまだと思いますし、年齢や体質や生活習慣によっても影響を受けるので、いちがいにはいえませんが、一回の施術では変化がなかったとしても、継続的に施術を受けていれば、効果があるケースも多いと思われます。

ただし、血圧降下剤を常用していると、上記の体操や施術の効果は正確にはわからないので、上が180以下程度の人なら、数日から一週間程度服用を中止してみて、試した方がいいと思います。

整体で高血圧が下がった臨床例

高血圧の原因について

高血圧症のほとんどは、本態性高血圧症といって高血圧の疾病原因が特定できないものです。本態性とは原因不明ということです。高血圧症の9割以上の人が、本態性高血圧症とみられています。 これに対して腎臓・副腎などが悪いなど疾病原因がはっきりしている高血圧症を二次性高血圧症といいます。

肥満は確かに体重が増えると血液を全身に送る総量が増えるため、血圧は上がります。しかし肥満の人でも血圧の正常な人は結構います。これは肥満は一つの要因であり、全ての要因ではないということです。

塩分の取りすぎも、高血圧症の要因のひとつですが、塩分摂取量が多い人が全て高血圧になるわけではありません。

精神的ストレスも、血圧上昇の大きな要因です。過度のストレスを抱えると、たちどころに血圧は上昇します。とりわけ、不安、心配、憎しみ、などの否定的な感情、想念、妄想等は、血圧を上昇させます。

睡眠不足も血圧上昇の要因です。睡眠不足で翌日血圧を測ると、通常より高い値になることが多いです。

アルコールの取りすぎは、睡眠を浅くするので、血圧上昇の要因になります。

また、加齢による筋肉の硬直や精神的ストレスや肉体的疲労、緊張で筋肉が固くなるなども、血圧上昇の要因になります。

働きすぎ(過労)や消炎鎮痛剤(痛み止め)の常用などで、交感神経が優位になり身体の緊張状態が続くと血圧は上がります。

糖尿病と高血圧は合併症というよりも一対のような関係で、糖尿病患者の半数から60%は高血圧です。糖尿病の方は、肥満していることが多く、肥満のため血流量は通常の人より多いので心臓からの心拍量を増やし、いきおいよく出さなければ全身に血流を送れないのです。また、血液中の脂質も多いので血液そのものもドロドロ状態です。ドロドロの液体を細い血管の中に流動させるには血圧をあげる必要があります。さらに、体脂肪も多いため血管を圧迫し、心臓の負担が大きくなるので血圧が上がります。

肥満の人は交感神経が緊張していることが多く、血圧を上げるホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリンなど)が多く分泌されるので高血圧になりやすいのです。

糖尿病と高血圧が合併した場合には動脈硬化が進行しやすくなります。そのため脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。

上記のような原因があるため、血圧を高くしないと全身に十分に血液が回らないために身体が自律的に調整して血圧を上げているわけです。

降圧剤で強制的に血圧を下げても、根本原因が解消されるわけではありません。降圧剤は血流を減らし血液の粘性(粘り気)を高め、血流障害を起こします。すると交感神経が緊張し免疫力が下がり、他の体調不良や病気のリスクが高まります。降圧剤の長期服用で、心臓病、腎臓病、緑内障のリスクが高まり、脳に十分な血液が行かなくなると、記憶力や気力の低下を招くこともあります。

高血圧の人に多い性格

(これらは、ストレスを溜めやすくする要因でもあります)

● 責任感が強い
● 気が短い
● まじめ
● せっかち
● 正直
● 競争心が強い

● 長時間は並んで待てない
● 仕事熱心
● 攻撃的
● 野心家
● 義理、人情に厚い
● 熟慮せず、即決即断で行動が早い

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血圧の正しい測り方

血圧を計る際、腰を入れて、背筋を伸ばして測ってますか?前かがみで、胸を狭くして計ると、背筋を伸ばし、胸を開いて計った場合と比べて、血圧は最大で20ほど違ってきます。 年配の方に比較的多く見受けられます。

血圧を計る時点で深刻な悩み、争い、車の長距離運転等があった場合、血圧値は一時的に異常に高くなることがあります。

血圧は、心理的負担がかかった場合、上昇します。逆にくつろいだ状況では下がります。

前かがみで測ると血圧は高く出ますが、骨格のゆがみ、筋肉疲労や緊張の結果、首、肩、背中などが凝っていても、血圧は上昇傾向になります。血流が圧迫され循環不良を起こしているからと考えられます。

食べすぎでも血圧は上がります。もし一週間断食したら、血圧値はかなり下がるはずです。精神が穏やかになり、消化に必要な血流量が減るためと考えられます。

高血圧解消には、適度な運動も効果的です。一番やりやすいのは、散歩です。血液循環がよくなり、肥満対策にも効果的です。散歩の後はストレッチをしましょう。主に大腿筋をストレッチします。ここの収縮が骨盤を歪ませ背骨にも影響します。その結果、血液循環が阻害され血圧も高くなります。

水泳も血圧降下に効果的です。水泳をした後は平均で血圧が20前後下がります。また水泳ほどではないが入浴にも効果があります。

頻繁に血圧を測ること自体がストレスになり、血圧を上げている原因になっていることがあります。週に2~3回、決まった時間に計って、その月の平均を診るのがよいと思います。測定した血圧数値を記憶して平均値を出してくれる血圧測定器は市販されています。

高血圧症にならないための日常の注意事項

①睡眠不足は血圧を20~30上げます。

②車の運転は血圧を急上げます。特に毎日長距離を走る人は要注意です。

③食べすぎ、飲みすぎは血圧を上げます。

④職場高血圧(職場で血圧が上がる状況)も後に本態性高血圧になりえます。

⑤どうしても許せない人がいる。これは大変危険です。憎しみが一番血圧を上げます。人はみんな考えも性格も違いますし、ときに裏切りますが、人とはそんなものと思いましょう。ちょっとしたことでも喜び、感謝の日々を送りましょう。

⑥日常生活で人と争わない。争いは特に血圧を上げます。争わないで物事を解決する達人になりましょう。

⑦心配事。これも血圧を上げます。心配事を解決する方法は心配しないことです。また心配事を作らないことです。

⑧ 怒りやすい。怒りは、極度に血圧を上げます。

血圧は、体の要求に従って、上げ下げするので、薬などで人為的(強制的)に血圧を下げることが、良い体調にするとか、長生きすることにつながるという確かな医学的根拠はないようです。

自分で血圧をコントロール(下げる)方法をご紹介しましたが、全ての人に効果を保証するものではありません。不適切なやり方や生活習慣を全く変えないなどで、効果が出ない場合もあります。血圧に関する考え方も、妥当性はあると思ってますが、私の個人的見解でもあります。全てご自分で判断した上で、自己責任で行ってください。

参考文献:「高血圧は薬で下げるな」浜六郎 著/「やめてみるだけで病気は自分で治せる」安保徹 著

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Posted by desk@toiee.jp