体は部品の集合体ではない

体は部品の集合体ではない一般には、症状や痛みが出ている部分が、具合が悪いと思っていると思いますが、必ずしもそうではありません。

例えば、膝裏が痛む原因が脊椎(背骨)の歪みや肝臓の疲れにあることもありえます。

腎臓の調子が悪いと腎臓(だけ)に問題があると考えがちですが、これも必ずしもそうとは限らないと考えています。

人の身体は37兆個とも言われる細胞で構成されていて、すべての細胞同士がネットワークでつながっています。自動車や洗濯機、コンピューターのような工業製品とは基本的に成り立ちがちがうと考えています。

人が作った製品なら、具合の悪い箇所の部品を交換したり、調整、修理すれば、機能は回復しますが、生身の身体、自然界、あるいは創造の神が創った生命体は、調子の悪い部分を移植などの手段で交換すれば、機能が元に戻るとは限らないと考えています。

調子が悪くなるには、そうなる理由があり、その原因を解消しない限り、症状が出ている部分だけ交換したり調整しても、再び調子が悪くなる可能性が高いといえます。

身体には自然治癒力と呼ばれる、自己修復の機能があります。一箇所が機能しなくなってと、その周囲の器官が機能を代替することができるようにできています(限界はありますが)。

それを言い換えると、身体自ら一定の状態を保つように、機能的にバランスをとるようにできているということでもあります。逆に言えば、バランスが崩れると病気になるといえます。

私がやっている整体は、症状自体を解消すること(だけ)が目的ではなく、崩れたり歪んだりした身体のバランスを取り戻すことを目的にしています。その結果として、症状や痛みが解消し、快適な状態になるのです。

悪い部分を取れば治るのか?

手術の様子

40代後半以降の女性のクライアントさんの中の何人かは、子宮筋腫や卵巣膿腫などで、女性の内性器を全て摘出したり、病変があるのは、片方なのに、両方の卵巣を摘出された人がいます。

彼女らのほとんどは、その手術以後、体調が悪くなり、更年期障害のような症状がずーっと続いているとか、本当に体調が良く、体がすっきりしたことが、その手術以降はないと訴えています。

左右の卵巣が両方病気に侵されたのなら、全摘出は必要だったんだと思いますが、「もう子供がいるし、更年期で妊娠の可能性も必要もないから、この機会に両方摘出しておけば、残った方が病気になることもなく面倒がない」という理由で摘出されているようなのです。

その結果が常につきまとう体調不良だとしたら、とても酷いことをしていると感じざるを得ません。

子宮と卵巣は確かに、妊娠、出産のための器官ですが、必要が無くなったから摘出するという発想は、人の体に適用していいものでしょうか?

卵巣を摘出したら、女性ホルモンが分泌しなくなり、骨が弱くなるとか更年期障害が出ることは間違いないと思います。閉経を迎えていても、卵巣があれば、女性ホルモンが全く分泌しなくなるということはないようなので、用済みの臓器だからついでに摘出するという発想は問題だと思いますし、体全体のバランスという視点があれば、病気でもない臓器を摘出することで、心身のトータルのバランスが崩れることは予想がつくはずです。

心理的な面でも、女性の肉体の象徴でもある女性の内性器を切り取られるということは、女性としての誇りというか証明を失うような気持ちになるのではと想像します。

不要な臓器などない!これは整体師としての知識と経験から実感してることです。

不用な臓器など無い!

40代後半の女性クライアントさんが数ヶ月ぶりに来院されたとき話されたことがあります。最近の症状としては、首肩の凝り、痛み、目の疲れが酷いとのこと。ちょっとやつれた感じがしました。

施術が進むとご自分から、実は卵巣脳腫と診断され、手術を受けたとのこと。40代後半の方で、もう子宮も卵巣も必要ないし、再発の危険があるからと、全て摘出されました。

受診のきっかけは、私が施術中に、下腹部が固いですねと言ったことです。それからエステのような店に行き、やはりお腹が固いと言われたので、受診してみようと決心したそうです。

確かにお腹が固いだけでなく、下腹部が幼児のようにポコンと出てたのは気づいてましたが、卵巣が握りこぶし二つ分ほどにも膨らんでいたなんて思いもしませんでした。

自覚症状は全くなかったそうですが、それだけ大きくなると摘出はやむを得なかったのでしょう。でも、卵巣膿腫は片方だけで、健全な卵巣とさらに子宮まで摘出する必要があったかは、疑問に感じます。

更年期前の方だったのが、一気に更年期になったようで、首と肩の凝りが酷くなり目も凄く疲れ、老眼が急激に進んだそうで、やはり女性ホルモンのバランスが急激に崩れた影響は出ているようです。

60代の常連の女性も、40歳くらいのときに卵巣膿腫で女性の内部生殖器を全て摘出されたそうですが、その後、急激に体調が崩れて不調になったと言ってました。

再発が危険があると言ったところで、実際に何パーセントか不明ですし、中年女性だからもう生殖器は要らないと言うのはどうかと思いました。

整体の後は、ストレートネック(生理的な自然な湾曲がない状態)なので、首の違和感は多少残っていますが、首・肩がとても楽になったと言っていただき、目の疲れも解消したようなので、喜んでいただけました。

心と体も一心同体

心と体は別の物という考え方が一般的なのかも知れませんが、整体師をしていると、心と体は一体だと感じることが多いです。

例えば、脳が「右腕を持ち上げよう」と思った(意志した)だけで、右腕の筋肉は刺激を受けます。

一流のスポーツ選手や演奏家などが、イメージトレーニングを重視している理由はそれです。

脳は特定の動作を意志(イメージ)しただけで、体の関係部分が、いわばアイドリング状態になり、実際に体を動かさなくても、信号(おそらく電気的刺激)が筋肉を刺激しているようです。

さらに、実際に動かさなくても、筋肉に刺激は伝わっているので、ある程度の運動効果はあがります。

スポーツや楽器の演奏などの複雑な動作をイメージすることで、実際にプレーしたような訓練効果があります(量的に同じかどうかは別として)。

思考や感情は体に影響を与えるだけでなく、身体機能そのものを動かしているのです。

整体は体を全体として調整する

整体は全身を調整

人体は、部品を集積して構成された機械とは違います。発生学的にいえば、元々は一本の管の形をした生き物でした。それが機能分化していき、現在の姿になったのです。

だから人体は、様々な身体の部分が密接につながりあって機能しています。ある部分で受けた刺激は、瞬時に全身に伝わり、その刺激に対応した反応をします。身体は全体で機能し、響きあっているのです。

整体は身体の響き合う力を利用して、全身を整える手法です。それによって個々の不調や個々の身体の部分に対応した手技を施さなくても、ポイントをおさえた一箇所を調整してやるだけで、全身が響きあい調和することがあるのです。

痛み、だるさなど辛い症状に苦しむ患者さんは、歩き方、立ち方、座り方、顔の表情などから負のオーラが出ていて、精神的にも不安定でイライラしています。内臓に異常があると、テンションが落ちます。心も正常な反応ができず、内臓筋と密接に関連している顔の表情筋もこわばってきます。心にストレスを抱えていれば、胃腸が痛くなったり下痢したりして調子を崩します。精神的に大きな問題を抱えていれば、それが思わぬ形で、病気として表に出てくることもあります。

人の身体と心は、これほど複雑で精巧にできていて、絶妙なバランスの上に成り立っているのです。逆にいえば、ちょっとしたこと(刺激)で、身体は変化し機能を回復します。身体が本来持っている力を取り戻せば、思いもよらぬ回復も起きるのです。

当院に通っていた患者さんの中には、身体のバランスが整ったことで、長年不妊で子供を持つことをあきらめていた方が妊娠して、育児に忙しい毎日を送っている方もいます。

30分おきにトイレに立たなければならないため、旅行にも行けなかった方が、体調が整うにつれて、頻尿が改善してきたり、原因不明の目まいに悩んでいて、外出もままならなかった方が、再び繁華街で買物ができるまでに回復した例もあります。多くの不調を抱えた方に共通するのは、施術の過程で、よく眠れるようになることです。

身体と心、そして環境。これらは分けて考えることはできません。どれが歪んでも汚されても、全てがバランスを崩していきます。

整体という仕事を通じて、このような回復を目の当たりにすると、人体というか生命の不思議さとそれが持つ潜在的な力に驚かせられると同時に、心身と環境は密接に関わりあっていることに気づかされます。

 

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