スピリチュアル・セラピーと治療の意味

スピリチュアル・セラピースピリチュアル系のセラピーをしてる人の施術を受けてみたことがあります。その時の体験から僕が特定宗派の熱心な信者やスピリクアル信者のような人たちが苦手な理由がわかりました。

彼らの多くは、自分で教義や思想、世界観などを考え・検証し判断することなしに、鵜呑みにしたものを他者に、それが絶対の真理であると押し付けようとするからだと思いました。

その教義や世界観、セラピーなら方法論で理解できない部分を質問しても、自分で考えた末に納得して信じてるわけでないから、ちゃんと説明できない人が多いような気がします。

「教義」に疑問をはさむと、人に対する不信感があるからと言われたことがあります。そんなことないというと、潜在意識ではそうだと、合理的には検証できない理屈を持ち出されました。

彼らの言うことで納得できる事もありますし、精神世界と呼ばれてた頃から、スピリチュアルなことには関心を持っています。

質問や疑問を厭う態度では、何でも鵜呑みにして平気でいられる人しか寄って来ないだろうし、スピリチュアル系のヒーリングでも、ある種の宗教といってもいいだろうと思います。特定宗派には属したくないが、自分で考え判断することをしたくない人たちの心の拠り所としてスピリチュアルが存在してると言ったら、言い過ぎでしょうか?

宗教的なヒーリング(スピ系や神道系など)の治療効果は、信じた人や鵜呑みで受け入れた人には効果を発揮すると思いますが、最低限の責任として、こういう方法で理屈はわからないが、この症状にはこんな効果があるという事前の説明は必要不可欠のはずです。その説明なしにいきなり施術したり、とても一般的とは言えない方法論や考え方なのに、疑問点を聞かれるのも厭うなら宗教と同じではないでしょうか?

せっかくスピリチュアルの方法論でセラピーをしてもらったのですが、頼んでもいないのに自分の性格や潜在意識、前世まで持ち出されて自分の行動パターンを問題視されるのは、土足で体内に踏み込まれたようで不快でした。

改善が進まないクライアントさんに、「こういう心理的傾向があるようですね」と、僕も言いそうになることがありますが、相手がそうだという断定口調は避けなければと思いました。

あまりよく知らない人から、自分の性格診断や潜在意識のことまで言われるのは、気持ちのいいことではないことがよくわかった体験でした。

人を癒す治療することの意味

診察

もう何年も前のことですが、ある作家のブログにこんな文章を発見しました。 ちょっと長いですが、僕の仕事に関することなので、引用させていただきます。
(転載許可を取ってないので著者名は伏せておきます)

「この社会にどんどん増えているヒーラーや、○○カウンセラーという人たちのかなり多くが、あまり勉強熱心ではなく、感覚だけで仕事しており、たいへん傲慢に自分の仕事と能力に対して過信しているのを感じることがある。

ほんの少し気が出せるとか、勘が良いとか、人の心に敏感である……という程度で、その能力を使って仕事ができるなどと思ってほしくないなあと思う。

人を治療したり、癒したり、助けたりすることは、とても、身勝手で傲慢なことだ。でも、そのことに気がついていなくて、どこか独善的な図々しさで、他人を平気で解釈し自分のモノサシでばっさばっさと切って、治療気取りの人によく出会うのである。

代替医療、精神的なケアの分野が相変わらずうさん臭いのは、このような人たちが多数、幅をきかせているからであり、その人たちが怖いのは、他人のことを「わかってしまう」と思い込んでいるところだ。

「私にはわかる」「私には感じる」という根拠なき信仰を、能力と勘違いしている。引き算で物事を考えない治療者はほんとうに恐ろしい。なにをされるかわからない。

……と書いても、これを読んで絶対に自分のことではないと思う。もし「そんなひどい人がいるの?」と思った人がいたら、それはあなただと私は思う。

みんな、自分で自分をなんとかできる。どうにもできなくても、どうにもならない自分を生きる自由がある。他人に自分を分析されたりなど、あるいはわかったふりなど、してほしくないものだ。他人にわかられた自分を生きるのは、苦しくて辛いものだ。」 (引用ここまで)

治すのでなく治っていく

医療は回復の手伝い

多少仕事に自信がついてくると、つい「俺が治してやってるんだ」という意識になりやすいことには気づいていました。教えていただいた先生は何人もいます。著書を通じて教えていただいている先生はもっと多いです。

彼らの多くは、「治療家が治すのではない。体が勝手に治っていくのだ。我々はそのきっかけを与えているに過ぎない」と言っています。

また、「よけいなことはするな」と教えていただいたこともあります。「来たときより絶対に悪くして帰すな!」とも。「治せない患者はいる。治せない患者を無理に治そうとするな。治せる患者を確実に治せ」と言った先生もいました。

自分のまだ少ない経験からも、患者の価値観や感情を否定、逆なでしたら、痛くない状態にしても「痛い」と言われることがあると思っています。

必ずしも患者に好かれなくてもいいと思いますが、価値観の強要や患者の感情を無視するなどして反感持たれたら治療効果はあがりません。痛みが消えてたとしてもその患者は「まだ痛い。施術前と同じだ」というかも知れませんし。

どんなに親身になった(つもり)だとしても、患者さんの体と心に、自分が取って替わることはできないのです。患者の身体と人生は、患者のものだからだです。その人しか本当の辛さや痛みや苦しさはわからないのです。

人の体を調整(治療)する仕事をするときには、その限界をわきまえることが大切です。これが人様の心身に関わる仕事をするものにとって、最低限、必要な意識かも知れないと思っています。

 

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